代表取締役社長 稲木歳明 年頭あいさつ要約

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代表取締役社長 稲木 歳明

代表取締役社長 稲木歳明

 明けましておめでとうございます。

 私は、「お客さま第一」が各部門のベクトルの統一に不可欠であり、売上拡大の原動力であると考えています。その前提として、まず必要なのは、お客さまの変化をつかむことです。

 印刷物は、情報技術の発達によってネットへの転換が進み、今や情報を伝達する手段のひとつに過ぎません。そのため私たちには、ネットでは置き換えられない"印刷物ならでは"の魅力や機能を多彩にすることと、情報技術を駆使してお客さまの事業プロセスに積極的に参画することが必要です。

 また、「お客さま第一」を実践するには、「お客さまの指示どおり」という姿勢からステップアップし、「お客さまの満足を得る」レベルに到達しなければなりません。「お客さま第一」という共通のスローガンで全社の力を結集しましょう。結集した力で、売上拡大を目指します。売上拡大は、お客さまからの当社グループへの支持拡大を意味します。

 各部門が、お客さまを出発点として仕事を組み立て、営業部門は営業力強化、製造部門はコストダウンと品質保証、技術部門は事業の基盤となる技術開発、管理部門は全社を支える効率的な仕組みづくりに注力してください。

 そして何事も意欲的に「やってみる」という精神で、行動に移しながら内容を深めることを事業活動の基本にしたいと思います。「お客さま第一」と「やってみる」という姿勢をグループ全社員で貫いていきましょう。その姿勢は、必ず売上拡大につながり、最終的には利益向上に結びつきます。

 私は、共同印刷グループを成長に導き、社会そして社員にとって魅力ある企業へ変えていきたいと思います。

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