代表取締役社長 稲木歳明 年頭あいさつ要約

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代表取締役社長 稲木 歳明

代表取締役社長 稲木 歳明

 明けましておめでとうございます。

 ここ数年の当グループの業績を振り返りますと、売上については、ようやく増加に転じることができましたが、利益については残念ながら回復が著しく遅れていると言わざるを得ません。利益の創出には売上拡大による生産量の確保および製造のコストダウンが不可欠だと考えます。

 売上拡大については、まず、営業活動の絶対量を増やさなければなりません。そこで、営業部門や営業サポート部門の増強を計画的に進めます。同時に営業力の質の面の強化も図ります。営業部門は、お客さまに関する知識、当社の製品に関する知識を結び付け、"新たな付加価値"を生み出す力を身につけてください。

  売上拡大のもうひとつの施策は新規事業です。2004年にモイストキャッチ、エレノットなどの開発製品について発表し、応用開発と提案を続けてきましたが、2008年からは事業化を推進します。技術開発型事業の拡大により、当社を「技術の共同」と呼ばれる会社にしたいと考えています。

 利益確保の基本は、生産効率向上によるコストダウンです。製造部門の効率向上活動を継続するとともに、設備更新や一貫生産体制構築を進めます。皆が知恵を出し合い、今までとひと味違った競争力のある工場を作りましょう。

 最後に、改めて皆さんにお願いしたいのが、「やってみる・変えてみる」の風土作りです。私は皆さんに「迷ったときは勇気を持ってやってみよう。ただし慎重さは失わずに」と訴えたいと思います。リスクはリスクとしてきちんと見ますが、その先は決断とやる気だと考えています。果敢に挑戦する気持ちを忘れず、ともに新たな目標に向かって第一歩を踏み出しましょう。

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