《新製品のご案内》向井潤吉「春映」(額装)/山口蓬春「榻上(とうじょう)の花」(額装)

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 4月発売の美術複製画・新製品をご案内いたします。

写真:向井潤吉 春映

向井潤吉【春映】(額装)

 作品「春映」は、向井潤吉画伯が特に愛したという岩手県遠野市の風景を描いた作品です。茅葺の民家と草木が田園に映え、山桜や林檎に彩られた静かな春を感じさせます。

技法 彩美版・シルクスクリーン
限定 100部
画寸法 天地 約36.5cm×左右 約52.5cm
額寸法 天地 約47.0cm×左右 約63.0cm
価格 105,000円(税込)
原画所蔵

世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館

http://www.mukaijunkichi-annex.jp/

<資料>向井潤吉(むかい じゅんきち、1901~1995)

日本各地の民家を描き続けた洋画家です。京都市立美術工芸学校、関西美術院で学んだ後、1920年第6回二科展に初入選。1927年フランスに留学し、1930年、第17回二科展に滞欧作を出品し、「樗(ちょ)牛(ぎゅう)賞」を受賞します。1945年ごろから、生涯の主題となる日本の伝統的な茅葺の民家をモチーブとして制作を重ね、日本各地を旅しながら数々の名作を遺しました。

写真:山口蓬春 榻上(とうじょう)の花

山口蓬春【榻上(とうじょう)の花】(額装)

 窓際の椅子「榻」には、白いポットに生けた紫陽花と洋梨が、色鮮やかなコントラストによって構成されています。マティスを思わせる西洋画の装飾的な造形と、紫陽花やポットの背後にみられる東洋画独自の陰影法が、うまく融合し、蓬春画伯の独自の芸術を感じる作品です。

技法 彩美版IWA-E
限定 200部
画寸法 天地 約52.5cm×左右 約33.5cm
額寸法 天地 約69.0cm×左右 約50.0cm
価格 168,000円(税込)
原画所蔵

東京国立近代美術館

http://www.momat.go.jp/

監修

山口蓬春記念館

http://www.hoshun.jp

※ 「彩美版」は、共同印刷株式会社の登録商標です。

<資料>山口蓬春(やまぐち ほうしゅん、1893~1971)

日本の伝統的やまと絵と、西洋画の技法を取り入れ、独自の新日本画の世界を築いた日本画家です。1914年東京美術学校(現、東京芸術大学)西洋画科に入学。1924年、帝展で「秋二題」で初入選。日展を中心に活躍し、日本画の進展に大いに貢献した蓬春は、1965年に文化勲章を受章、皇居新宮殿杉戸絵《楓》に代表される数々の業績を残しています。

お問い合わせ先

美術商品部
TEL 03-3817-2290

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