代表取締役社長 稲木歳明 年頭あいさつ要約

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代表取締役社長 稲木 歳明

代表取締役社長 稲木 歳明

 明けましておめでとうございます。

 一昨年秋からの景気後退が依然として続き、印刷業界においても、少ない需要を奪い合う激しい受注競争が続いています。当グループも売上高が減少する難しい状況となっています。

 しかしながら経営環境の厳しさを理由に利益目標を見直すことはせず、「やり方を変えて目標を達成する」という姿勢を堅持します。各施策の進捗状況を点検 し、今後の取り組みについて十分に検討してください。昨年は機能性製品とサービス事業といった新分野に注力し、一定の成果が得られた一方で、品質保証や情 報技術の強化といった課題も見えてきました。衆知を集めて課題を克服し、売上拡大につなげたいと考えています。

 そこで皆さんに取り組んでほしい3つのことをお話しします。

 1つ目は、コミュニケーションの強化です。競争が激化する中で売上と利益を確保するためには、関係部門が今まで以上にコミュニケーションをとり、お客さまが抱える課題を共有し、解決のために総合力を発揮しなければなりません。

 2つ目は力の集中です。競合他社に打ち勝つためには重点品目を定め、ノウハウの蓄積とスキルの向上を図る必要があります。強みを持つ事業に経営資源を有効に配分し、収益の柱として育てていきたいと考えています。

 3つ目は効率化の追求です。製造部門は限られた作業量の中でも利益を出せるように努力してください。技術部門は専門知識を生かしてさまざまな角度から製 造部門をサポートしてください。管理部門は業務の効率と質を両立させ、事業領域の拡大を支える質の高い専門家集団をめざして欲しいと思います。

 私たちを取り巻く環境は大変に厳しいものがありますが、「お客さま第一」を基本に据え、一人ひとりが「やってみる・変えてみる」を実践してください。中期経営計画の仕上げの年、全員が心をひとつにして、目標達成をめざし最後まで全力を尽くしましょう。

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