共同印刷株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：稲木歳明）は、現在、超易開封フレキシブルパッケージ「バナナオープン」の量産に向けた技術開発を進めています。本年3月より、食品メーカーを中心に、新しいパッケージ「バナナオープン」をご提案する販促活動を開始いたします。

　「バナナオープン」は、名前の通りバナナの皮をむくように軽い力で開封できる画期的なパッケージです。受け皿とフタのような形態であるため、内容物が型 崩れせず、軟包装でありながら中身の保管や保護が容易です。また、一枚のフィルムから容器とフタをつくり、さらに内容物を充填できる、生産効率性の高い製品です。

　昨年10月、アジア最大級のパッケージ総合展「TOKYO PACK 2010（2010東京国際包装展）」に参考出展し、食品をはじめとする各分野の企業さまより高い興味と評価をいただきました。これを受け当社は、保有する軟包装（加工）技術を結集、本年秋の生産体制確立をめざし技術開発を進めています。

　なお「バナナオープン」は、内容物に合わせた仕様へカスタマイズした専用の高機能フィルムおよび量産機を販売する予定です。

　今後は、菓子やおつまみ、健康食品などを取り扱う企業を中心に、「バナナオープン」を積極的に提案し、拡販に努めます。納品は2011年秋ごろから開始、初年度2012年に3億円の売上をめざします。

◆「バナナオープン」主な特長 "一枚のフィルムから容器とフタをつくりだす"

1. 誰でも簡単に開封できるユニバーサルデザイン（イージーピール）
2. 内容物の保護力が高い（完全密封）※ オプションでトレイ付加も可。強度アップに対応
3. 包装の省スペース化　～駅売店など小規模タイプの小売店に有効
4. 高い生産効率性～フィルム成形と同時に内容物を充填できる