共同印刷グループ 2014年年頭あいさつ(要旨)

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総力を結集して 未来を切り拓く

代表取締役社長 藤森 康彰

代表取締役社長 藤森 康彰

 明けましておめでとうございます。

 年が改まりました。今年の干支である「午」には物事の中間点、後半のスタートという意味があるそうです。事業環境の変化が著しい印刷業界も、まさに重要な転換期を迎えています。

 企業にとって最も重要な責務は「利益の最大化」です。そして利益の源泉は「強み」、すなわち競争力です。当グループでは今年度より中期経営の考え方を従来の「売上・シェア重視」から「利益・競争力重視」に変更し、中期経営方針「強みを活かし事業領域を拡大して利益を創出する」を掲げ、新しい施策を展開しています。「強み」の重要性と「利益」を意識した動きはグループ内の共通認識として浸透しつつあります。来年度以降もこの中期経営方針を継続し、グループ一丸となって、さらなる企業体質の強化を図っていきます。

 利益の最大化に向け注力して取り組むべきは、「他社にない独自の強みを持つこと」です。トータルソリューション提案のさらなる推進により、新たな需要を掘り起こして市場競争力を高める必要があります。そのためには、新規事業の開発機能も強化しなければなりません。また、独自技術を活かした新製品開発を加速し、将来を見据えて積極的に国内外への市場展開を図り、採用実績を積み上げていく必要があります。

 一般的に経営資源とは、人、モノ、金、そして情報を指しますが、企業風土も大事な経営資源です。当グループは良い企業風土に恵まれていますが、印刷を取り巻く事業環境は劇的に変化しており、従来の考え方や行動が通用しない場面が増えています。私たち印刷事業者が新たな成長を遂げるには、自ら需要を創り出し、自らの競争力で市場から認められるよう私たち自身が変化しなければなりません。そのためには、パイオニア精神、情報発信力、積極的な行動力を兼ね備えた人材が求められます。日々の小さな行動を変えることで当グループの企業風土は変わります。「出る杭」になることを恐れずに行動してください。

 厳しい事業環境に立ち向かい利益の最大化をめざすには、グループ全員が、"失敗を恐れず行動する挑戦者"になる必要があります。そして、会社の仕事を自分の人生や家族の幸せに置き換え、共同印刷の主役は自分だという気持ちで働くことができれば素晴らしいことだと思います。当社は今、創業以来の転換期を迎えようとしているのかもしれません。自信をもって一人ひとりが力を発揮すれば、新たな成長の道筋がはっきり見えてくるはずです。今こそ総力を結集して、共同印刷グループの未来を切り拓こうではありませんか。

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