「EAP機関向けストレスチェックBPOサービス」を開始 義務化される「ストレスチェック」の効率的で安全な実施を支援

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 共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森 康彰)は、労働安全衛生法の一部改正によるストレスチェック義務化を背景に、ストレスチェックの実施業務を効率的かつ安全に支援する、「EAP機関※1向けストレスチェックBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス」の提供を開始します。

 2014年6月に労働安全衛生法が一部改正され、2015年12月から、従業員数50人以上の事業場を持つ事業者に「ストレスチェック」の実施が義務付けられました。対象事業者は、従業員のストレス状況を定期的に検査し、結果を本人に通知して気づきを促すとともに、集団的に分析して職場環境の改善や従業員のメンタルヘルスの不調防止につなげる対応が必要となります。

 ストレスチェックの義務化により、こうした事業者向けメンタルヘルスサービスを提供してきたEAP機関の業務量増加や、検査の確実な実施が課題になることが予想されます。そこで当社は、BPOサービス提供を通じて培ってきたノウハウと、情報処理加工の専門拠点・川島ソリューションセンターをはじめとするリソースを活かし、「EAP機関向けストレスチェックBPOサービス」の提供を開始しました。

 当社は、本サービスでストレスチェックの確実な実施を支援するとともに、医療・健康分野向けのソリューションのひとつと位置付け、2015年度に同分野全体で売上5億円をめざします。

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【EAP機関向け ストレスチェックBPOサービス】

概要
 紙ベースのストレスチェックを中心とした業務を、当社の高スペックな設備とセキュアな作業環境のもとワンストップで行うサービスです。質問用紙・回答用紙の作成から実施企業への仕分け・発送、回答用紙の回収・データ化、結果票の作成・発送まで、ストレスチェックに関わる大量一括処理はもちろん、記入のミスや漏れ防止などもサポートします。これにより、導入機関は業務効率化や個人情報管理体制の強化などが図れ、ストレスチェックの効率的で安全、かつ確実な実施が可能となります。
特徴
EAP機関向け ストレスチェックBPOサービス
  1. 独自開発の「質問用紙」「回答用紙」を標準ツールとして提供
    • 職業性ストレス簡易調査票をベースにした「質問用紙」と「回答用紙」(写真)を開発、標準ツールとして提供。
    • 「質問用紙」「回答用紙」はUCDA「見やすいデザイン」認証※2を取得。記入のしやすさと機械読み取りによる大量処理対応を両立。
    • EAP機関専用の質問用紙・回答用紙の作成や、外部認証取得支援のサポートも可能。※ オプション
  2. 回答データを短納期で納品
    • 回収した回答用紙は機械読み取りでデータ化。回答データを短納期で納品。
  3. 仕分け作業の負荷を軽減
    • 質問用紙と回答用紙、結果票は、部署別に仕分けした状態で発送。仕分け作業の負荷を軽減。
  4. 「EAP機関内部での問い合わせ対応」などのサポートも可能 ※ オプション
導入メリット
  1. 紙ベースで実施するストレスチェックの大量処理を実現。Webと紙ベース併用時の納期差を短縮。
  2. 当社リソース(高スペックな設備、経験豊富な作業者、セキュアな作業環境)活用による業務効率化、個人情報管理体制の強化
  3. 外部認証を取得した独自開発の「質問用紙」「回答用紙」によるPR効果。オプションで、各機関専用用紙の作成と外部認証取得を支援。
  • ※1 EAP(Employee Assistance Program:従業員支援プログラム)機関:ストレスチェックや面接指導などの業務を企業から委託されて実施する組織。メンタルヘルスサービス機関や健診機関、健康保険組合、病院・診療所など。
  • ※2 UCDA「見やすいデザイン」認証:一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会による認証で、情報量、タイポグラフィ(文字の大きさ、フォントなど)、色彩設計の3項目を評価。

お問い合わせ先

(取材関係)コーポレートコミュニケーション部
TEL 03-3817-2525
(サービス関係)ビジネスメディア事業部 営業企画部
TEL 03-3817-2530

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