高級美術複製画 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ《 夾竹桃 》限定200部 発売

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 共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、後期印象派を代表する画家の一人である、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの《 夾竹桃(きょうちくとう) 》の高級複製画を、限定200部のエディションで制作、販売を開始しました。

Gogh_LesLauriersRoses

The Metropolitan Museum of Art.
Image source:Art Resource,NY/PPS通信社

 パリから南仏アルルに移り住んだゴッホは、この地を「色彩の明るさの点で日本のように美しい」と評しました。アルル時代にゴッホが描いた作品には圧倒的に風景画が多く、花の作品が少ないため、《 夾竹桃 》は貴重な作品となっています。

 《 夾竹桃 》には、鮮やかなコントラストを成す丸みを帯びた赤い花とシャープな緑の葉、そして、ゴッホが「闇の中に光を射す本」として愛読したエミール・ゾラの小説『生きる喜び』が描かれています。南仏の明るい太陽の下で嬉々として制作に励むゴッホの"生きる喜び"に溢れた作品です。

 また、ゴッホは、弟テオへの手紙に「夾竹桃、ああ、それは愛を語り、ピュヴィ・ド・シャヴァンヌが描いた、海辺に女性たちがいるレスボス島のように美しい」と記しました。ゴッホにとって夾竹桃は"愛"や"夢"に通じる花でした。

 制作にあたり原画を所蔵するメトロポリタン美術館から正式に提供された画像を使い、ゴッホの烈しい筆遣いや豊かな色彩を、当社独自の技法「彩美版®」で再現しました。ぜひお手元でお楽しみください。

仕様体裁

本体価格 115,000円(税別)
限定 200部
画寸 天地53.0cm×左右42.7cm
額寸 天地66.0cm×左右55.7cm×厚み3.0cm
技法 彩美版® シルクスクリーン手刷り
用紙 キャンバス
額縁 木製金箔額(国産ハンドメイド)、アクリル付
重量 約3.5kg
監修 千足伸行 (美術史家/成城大学名誉教授・広島県立美術館館長)
原画所蔵 メトロポリタン美術館

※ 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷(KP)の発行する真正な複製画であることが判定できます。

<資料>ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(Vincent VAN GOGH,1853~1890)

1853年、牧師の父のもと、オランダに生まれる。1869年、国際的な画商グーピル商会に就職。1876年、ロンドン近郊で伝道師見習いとなり、翌77年、臨時伝道師として活動。1880年、画家を志しブリュッセルで美術学校に入学。1881年、両親がいるエッテンに戻る。1886年、パリに移住し、ピサロなど印象派画家と交流。1887年、収集した浮世絵の展覧会を開催。「雨の大橋」制作。1888年アルルへ移住、ゴーギャンと共同生活。「夾竹桃」「アルルの跳ね橋」「夜のカフェテラス」制作。1889年、サン・レミの療養院へ入る。第5回アンデパンダン展に「ローヌ河畔の星月夜」「アイリス」出品。1890年、パリ近郊のオーヴェールに移住、7月37歳で逝去。

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