共同印刷株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：藤森康彰）は、昨年度に続き、「これからの女性市場ビジネスモデル研究会」を主催し、3月9日に第2回セミナーを開催しました。

　当社は、2016年度に顧客企業向けサービスの一環として「これからの50代以上女性市場ビジネスモデル研究会」を立ち上げました。目的は、多くの業界が注目する50代以上の女性市場におけるポテンシャルの分析やビジネスモデルの検討です。

　今年度はターゲットを20～70代の国内女性、さらに一部海外（中国）の女性にまで広げ、「これからの女性市場ビジネスモデル研究会」としました。さまざまな切り口で女性市場を考察する場として、商品開発・研究やマーケティング、事業支援などに携わる方々を中心に41社52名にご参加いただいています。

　3月9日に行った第2回セミナーでは、第1回に引き続き、美容ジャーナリストの奈部川貴子氏をキーノートスピーカーとしてお招きし、「アジア圏のビューティトレンド変化と消費価値観、メイドインジャパンコスメへの期待」というタイトルで講演いただきました。また、当社からは独自開発した国内女性ペルソナならびにペルソナを活用したサービスを紹介したのち、サリカ株式会社の辰野元信氏に、インドネシアでのMade In Japanコスメ市場に関する事例を講演いただきました。

　質疑応答では、「価値観を中心としたコミュニティ形成」や「ビューティウェルネスにおける企業のあり方」、「インドネシア進出の課題」などについて活発な意見が交わされました。今後も、継続的に国内外問わず"女性の意識や行動"を研究していくとともに、当社の新サービスに対する意見を頂戴する場としても活用していく予定です。

【研究会概要】

【講師プロフィール】

• 奈部川 貴子氏

  株式会社ベイズガーデン代表。化粧品をはじめ、エステティック、SPA、ダイエット、健康および美容医療など、美容全般に精通。女性誌においては、深く掘り下げる独自の視点で取材を重ね、最先端のスキンケア事情をとてもわかりやすく記事にすると高い評価を得ている。女性誌・化粧品広告・Webサイトなどの制作経験とビューティビジネスのコンサルティング経験を生かすべく、2001年に美にまつわる制作会社ベイズガーデンを設立。