共同印刷グループ コーポレートレポート 2022
17/62

● キャッシュフロー計画※ 累計投資CFには2022年3月竣工の本社新社屋の総事業費140億円含む営業利益(億円)605040302010002024年度15中期経営計画 既存事業の利益改善による営業キャッシュフロー創出と、資本効率に応じたメリハリのある投資を実現することで、企業価値の最大化をめざしています。 資本効率向上に向けた取り組みでは2021年度は6銘柄14.4億円の政策保有株式の縮減を実行しています。また、2022年5月に本社社屋建て替えにより発生した活用可能な土地の有効利用として172.4億円の一般定期借地権設定契約を締結し、新社屋建て替えなどの資金に充当しています。 内部留保については、財務基盤の健全性を確保しつつ、事業 利益配分は、株主への安定的かつ継続的な利益還元を重視しつつ、企業体質の強化および将来の事業展開に必要な内部留保の充実などを総合的に判断して決定しています。まずは新型コロナウイルスまん延以前の利益水準に戻すことが先決ですが、配当を連結業績、配当性向のほか、株主資本配当率(DOE)のサステナビリティ基盤強化に向けた研究開発や設備投資、将来的な成長に向けた事業提携やM&Aなどの投資や資本効率向上のための資本政策に活用しています。 研究開発では、新技術や新素材の研究、市場ニーズを先取りする新技術、新製品の開発に向けて、総額11億円の投資を実施しました。設備投資では、事業領域の改革やコストの改革による収益力と競争力の向上に重点を置きつつ、品質保証の強化や環境問題への取り組みや新社屋建設を含め、153.4億円の投資を実施しました。 66.3254.217.56● オペレーションにおける省人化、生産設備・システム更新● 各種環境対応、生産プロセススマート化、生産設備更新視点を踏まえて決定し、配当水準の安定的向上をめざしていきます。また、経営環境に応じた追加的株主還元と資本効率の向上を目的として、2021年度は10億円規模の自己株式の取得と65万株の自己株式の消却を実行しました。 ガバナンスデータ集財務戦略事業戦略営業キャッシュフロー(左軸)キャッシュフロー(億円)120累計営業CF 184億円累計投資CF 264億円累計配当支払い 26億円(1株当たり100円)累計自社株買い 15億円中期経営計画(2018〜2020年度)2019年度2020年度投資キャッシュフロー(左軸)営業利益(右軸)中期経営計画(2021〜2024年度)2023年度情報系事業累計投資額:120億円累計投資額: 60億円中計期間設備投資生活・産業資材系事業2018〜2020年度中期経営計画100806040202018年度2021〜2024年度中期経営計画2021年度2022年度累計営業CF 440億円累計投資CF 320億円※資本効率の向上と成長投資株主還元

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る