● 環境戦略● 環境負荷低減デジタルソリューション● パートナーシップによるイノベーションの推進● 省プラスチック型環境対応パッケージ● 省資源・化学物質低減設計● 環境負荷低減新素材30 経済活動は人の営みを支え豊かな暮らしを提供してきましたが、一方で飛躍的な経済活動の拡大は、気候変動や生物多様性の喪失、資源の枯渇、廃棄物の増大、汚染などを引き起こして 生活者の環境意識の高まりによるエシカル消費の拡大や顧客企業からの環境側面における調達スクリーニング、格付機関からのESGレーティング(格付け)、投資家からの投資判断など機会とリスクの両面で、経営に大きな影響を及ぼしています。 このような状況のなか、環境成長戦略として強みを生かした製品・サービスの提供を通じて、持続可能な社会の実現と経済成長に貢献し、グループ全体の事業領域拡大を加速させるため、中期経営計画では、「気候変動」、「循環型社会」、「健康社会」製品ライフサイクル全体における温室効果ガスの排出削減・省エネルギー化により、気候変動抑制に貢献理念/目次います。経済活動は、自然資源や生態系の恵みを利用して成り立っており、人と地球が調和し共に生きる社会を次世代に引き継ぐ責任があります。 の3分野で環境における事業領域の拡大を図っています。 また、2030年に向けた長期的な環境戦略として、成長戦略としての「循環型社会」、環境リスクへの対策として“気候変動の緩和と適応”と“生物多様性の保全”をテーマとした「地球環境との共生」を経営の重要課題として特定するとともに、新たに2050年に向けた長期環境ビジョンの策定にも着手しています。 トップメッセージ健康に悪影響を及ぼす物質を低減する技術の提供により、安心で健康な暮らしに貢献価値創造資源を有効活用する製品・サービスの提供により、サーキュラーエコノミーの実現に貢献外部状況基本的な考え方CO2気候変動強みを活かした製品・サービスの提供を通じて、持続可能な社会の実現と経済成長に貢献し、グループ全体の事業領域拡大を加速させる環境配慮製品・サービスの拡充事業領域の拡大循環型社会健康社会環境戦略
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