14 2022年度は、デジタルを中心とした販促ソリューション、ガバナンスコード改定に伴う統合報告書の制作等のIR領域、コンテンツを利活用したリアルイベント等が伸長しました。また、電子コミック分野ではオリジナルコンテンツ売上の拡大により、注力すべき分野の方向性を見い出すことができました。 販促領域では、クライアントにとっての顧客とのエンゲージメント向上が大きなテーマとなっています。デジタル、アナログと問わないコミュニケーション施策の提案機会は今後も増えてくると考えています。「デジタル」と「フィジカル」双方のサービスにより、販促領域でのベストパートナーとなることを目指しています。 IR領域においても同様で、社内外のエンゲージメントを高め、 そのための制作体制、営業体制の強化に取り組むとともに、IR領域に取り組む中でエンゲージメント向上の重要性の高まりに対してコンテンツ提供体制が必要と考え、「まなび創造プロジェクト」を始動させました。2023年度もこれらの取り組みを継続し、新しい成長領域に育てていきたいと考えています。価値創造と経営基盤領域において、「まなび」を中心としたコンテンツ需要が拡大していくことを機会として認識し、案件拡大に取り組んでいます。 事業リスクとしては、紙媒体の需要縮小、特に雑誌などの定期刊行物を中心に進んでおり、製造責任を果たしつつ、いかに効率的な生産体制にしていくかを喫緊の課題としています。理念/目次トップメッセージ価値創造2022年度の振り返り常務執行役員情報■■■■■■■■■事業本部長岩田 淳一出版物、販促物の印刷加工を中心として、プランニング、企画制作、物流企画に至るまでデジタル、アナログを問わない情報加工を行う情報コミュニケーション事業。情報加工の幅広いプロセスに携わることで培われた顧客理解度が強みとなり、現在の顧客基盤につながっています。事業に関する機会とリスク情報コミュニケーション事業価値観の変容・ライフスタイルの多様化に対応するべくさまざまな体験価値を提供できるソリューションを開発・提供
元のページ ../index.html#16