14取締役副社長執行役員事業統括大橋輝臣理念/目次認識の共有を進めており、それらをいかに次期中期経営計画の具体的な戦略に落とし込んでいくかについて議論を行っています。中でも「出版印刷事業を中心とした情報コミュニケーション部門の構造改革」「情報セキュリティ部門の中長期の展開」「生活・産業資材部門の成長戦略」は大きなテーマであり、これらを踏まえた各事業の拡大イメージ、ありたい姿を描いていこうとしています。いずれにせよ現在策定を進めている次期中期経営計画が当グループの新たなスタートとなることは間違いありません。3つの事業部門が共通の課題認識を持って、新たな事業展開ができるよう事業統括として全力を注いでまいります。ジネスメディア事業部長に就任した5年前は、部下が700名ほどの事業部でしたが、人事は事業部の上層部のみで決めていました。トップメッセージ価値創造掌し、全体最適で事業戦略を遂行する役目を担いました。当グループは元来セグメント間の縦割り意識が強く、それぞれのトップは、自部門で経験を積んできたプロパー出身であることが多く、部門を超えて意見し合う文化がありませんでした。私は企画職、営業職、経理、経営企画と、当社では珍しい経歴を持っており、各セグメントのトップとも忌憚なく話ができる関係ができています。共同印刷グループの飛躍に向けて各事業セグメントを統合的に管理・運営し、事業ポートフォリオの組み替えを行っていくことが最大のミッションです。すでに各執行役員とは課題 当グループは今年で創業127年という長い歴史を持つ会社ですので、組織も昔ながらの体質が色濃く残っています。私がビ2024年度より、事業統括として主力の3事業セグメントを管事業統括の役割人材育成を通じた組織風土改革私たち共同印刷グループは、組織の壁を壊し、事業部門が共通の課題認識を持ち、新たな事業展開を推進します。事業統括役員メッセージ
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