共同印刷グループ コーポレートレポート2024
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常務執行役員 生活・産業資材事業本部長フィルムレス包装材紙ラミネートチューブ理念/目次包装機メーカーと連携したリキッドパッケージ事業にも注力しています。業を擁し、歯磨き、UVケア、化粧品などの分野で存在感を放っています。また、食品業界ではホットパック可能な素材開発を進めるなど、生産技術や加飾性は高い評価を得ています。近年はガラス容器などの硬質容器からチューブ、ブローボトルへ置き換える提案に取り組んでおり、チューブを核とした総合容器メーカーへ事業を拡大しています。る食品残渣低減、賞味期限延長に向けた提案活動も実施しています。トップメッセージ価値創造L&I事業部は国内トップシェアを誇るラミネートチューブ事L&I事業部で構成されています。 生活・産業資材事業本部は紙器、軟包装材や産業資材を取り扱う包装事業部と、チューブ、ブローボトルなどを取り扱う 包装事業部はカップ麺の蓋材や即席麺の外装フィルム、ラップカートンで高い市場シェアを有しております。軟包装事業の中でも特に蓋材は易剥離技術をコアに即席麺業界以外でも拡大しており、菓子や乳製品などの採用が増加しています。紙器事業ではプラスチック容器の代替として中食系カートンを展開。お客さまの製品を預かりセットアップするコントラクト事業、 サステナブルな社会の実現に向けた環境配慮パッケージブランド「TOMOWEL NEXT PACKAGING」をリリースし、製品設計から製造、物流、販売、ユーザーの使いやすさ、処分に至るまで、それぞれの工程に合わせた環境配慮仕様を提案しています。ボトル・チューブの生産では、PIR材の他商材での利用やバイオマス材、再生材、森林認証用紙の活用を推進。活用にあたってはマスバランス認証を取得し、バイオマス材等のトレーサビリティを確保しています。 このほか、チューブ原反の薄肉化やキャップの小型化による樹脂削減、フードロス削減につなが事業の紹介および強み社会課題解決に貢献する製品・サービス冨岡忠司セグメント別事業概要・戦略20より良い製品の開発を中核としつつ、お客さまのニーズに合わせた新しい価値創造をめざす生活・産業資材事業

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