共同印刷グループ コーポレートレポート2024
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00●指標と目標排出量実質ゼロ●電化率の向上●グループの輸送効率化●各種発電設備の導入●燃料使用設備の低燃費化・高効率化● GHG多排出製造工程の改革●事業ポートフォリオの見直し●省エネルギー機器への更新●太陽光発電設備の導入● LCAの算定・評価による排出量の見える化●輸送の効率化共同印刷グループコーポレートレポート20243345,87639,155中期経営計画 気候変動リスクへの対応は、サステナビリティ推進会議の事務局である経営企画本部サステナビリティ推進室が中心となり、各部署で確認された気候変動関連リスクを影響度・発生確率の観点で評価を行っています。評価結果はサステナビリティ推進会議で検証のうえ取締役会に報告し、マネジメン伴うGHG排出量(Scope1+2)について、2030年に2022年度を基準とし42%削減する目標を掲げています。徹底した省エネルギー化や設備の高効率化を図るとともに、太陽光発電設備の導入・増設をはじめとする再生エネルギーの利活用でGHG排出量(Scope1+2)[t-CO2]50,00025,0002022年度(基準年)Scope1Scope2Scope3となりました。太陽光発電の増設(和歌山工場)、オフセット輪転印刷機の乾燥設備機における廃熱の有効利用、空調設備の過剰運用の見直しなどによるものです。また、Scope3は、輸配送の効率化や分別活動の徹底による有価物化の推進などによ財務戦略事業戦略2023年度ガバナンスデータ集2050年度(目標年)Scope3については、Scope1+2と同様にSBTに準拠した2050年CO2実質排出量ゼロリスク管理指標・目標2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、事業活動に実績2023年度のScope1+2は、基準年2022年度比で14.7%減●再生可能エネルギー電力への切り替え●サプライチェーン企業との対話による排出量削減の協働推進●製品仕様/製造プロセスの見直しによる原材料や廃棄のロス削減●次世代エネルギーの導入排出量42%削減●非化石証書などの購入サステナビリティトレビューを受けるなど、適切な管理・監督を行っています。なお、「気候変動に伴う脱炭素社会への移行リスク」は、重大リスクとして全社リスク管理プロセスに組み込まれており、複数のシナリオにも柔軟に対応できるレジリエントな経営体制の構築に取り組んでいます。自社排出量の削減を図ります。目標設定を検討しており、2023年6月に認定取得に向けたコミットメントレターを提出しています。2030年度(目標年)Scope1+2り基準年2022年度比で7.8%削減となりました。 今後は、製造ラインの見直しや自動化設備の導入による稼働率の向上、効率的な生産体制の構築などさらなるGHG排出量削減に努めるとともに、低炭素製品・サービスの開発・拡大による価値創出を進めていきます。2022年度基準42%削減26,608

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