共同印刷グループ コーポレートレポート2024
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●循環サイクルにおける取り組み35中期経営計画 サーキュラーエコノミーへの転換は、製品を回収し、再資源化して再び製品を創り出すことにより、資源枯渇問題や廃棄物問題、フードロスなどの食料廃棄問題、さらにはCO₂の削減など多くの社会課題の解決が期待されています。 当グループは紙媒体をはじめとする情報コミュニケーションの担い手として、また軟包装、チューブ、ボトルなどのプラスチック包装材の供給者として、人々の安心で豊かな生活と、地 「廃棄物適正処理・リサイクル推進のための指針」に基づき、「環境委員会」の専門部会である「廃棄物管理・リサイクル進部会」を中心に自社の資源循環(ゼロエミッション)活動を行っています。 また、環境製品やサービスを通じた循環型社会への貢献では、生活・産業資材部門と研究開発部門を中心にEco-TOMOWELゼロエミッション推進サーマルリサイクル量削減マテリアルリサイクルケミカルリサイクル財務戦略事業戦略資源投入量の削減リサイクル可能材の投入リサイクル材の投入回収しやすい製品供給協業による回収スキームの確立ガバナンスエコデザイン環境配慮型設計リファービッシュ事業データ集生産ロスの低減モノ消費からコト消費へソリューションビジネスへの転換・シェアリング・サブスクリプションCO₂の削減による気候変動への対策、VOC削減など環境諸問RECYCLINGリサイクル循環型社会MATERIAL原材料DESIGN設計COLLECTION回収USE消費PRODUCTION生産RETAILER流通共同印刷グループコーポレートレポート2024基本的な考え方推進体制サステナビリティ球環境の保全に積極的に努めていく必要があります。蓄積したコア技術と企画開発力を競争優位の源泉として、新たな価値を創造する環境製品開発への投資をすすめ、成長機会として事業戦略化を図っていきます。また製品開発だけでなく、顧客や自治体などと共に回収から再資源化までの循環スキームの社会実装にも積極的に関与していくなど、サーキュラーエコノミーの実現に向けて取り組んでいきます。プロジェクトを発足。開発、製造、販売の三位一体で戦略的な取り組みを進めています。循環型製品のみならず、ハイバリア製品・アクティブバリア製品などによるフードロスへの貢献、題や、誰もが使いやすいユニバーサルな製品開発などにも幅広く対応していきます。

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