監査室40TOMOWEL-CSIRT理念/目次が一発生した際には損失を最小限にとどめることが重要です。事業計画達成を阻害する経営リスクを未然に防ぐ「リスク管理体制」と不測の事態に対処する「危機管理体制」により、能動的かつ機動的なリスクマネジメントを行っています。専門委員会と連携してリスク管理を行う体制としています。不測の事態が発生した場合は「危機管理委員会」が中心となって情報を管理・共有し、関連部門と連携して対応にあたります。代表的な危機局面における対応フローをまとめた「危機管理マニュアル」を策定し、事業環境の変化に応じた見直しを随時行いながら有事に備えています。TOMOWEL-ERM事務局トレビューを受ける体制としています。重大リスクのうち、中長期的な側面も含めて課題への対応と改善の必要性がより高く、一層の注意が当面必要と判断したリスクについては、重点管理リスクとして主管部署を定めて管理しています。Step2トップメッセージStep3価値創造Step4ERM事務局を通じて取締役会へ定期的に報告し、マネジメン 企業を取り巻くリスクが増大かつ多様化するなか、製品・サービスを安定的に供給し、事業の継続に努めることは、当グループの社会的責務であると認識しています。その責務を全うするには、リスクを正しく認識して可能な限り低減すると共に、万取り組みテーマである「統合的なリスクマネジメント」強化の観点から、全社の推進体制を再構築し、ボトムアップ型からトップダウン型へと見直しました。従来の各部による日常的なリスク管理体制から、取締役の監督のもと、新設した「TOMOWEL- 当グループの経営目標実現および財政状況に影響を及ぼす度合いと現在の対応状況を踏まえて経営層が主体となってリスクを洗い出し、重要度の高い項目を絞り込んで、「重大リスク」と定めています。特定されたリスクは、いずれも関係部署が密接に連携してモニタリングと評価を行い、対応状況をTOMOWEL−Step1検討プロセスリスクマネジメント● リスク管理体制図基本的な考え方推進体制 2023年度は、マテリアリティ「責任ある企業行動」の重点ERM事務局」が中心となり、担当執行役員を委員長とする各リスクアセスメント取締役会/取締役社長執行役員自衛消防本部グループ会社経営層による重大リスク絞り込みサステナビリティ推進会議人権尊重分科会サプライチェーン分科会重大リスク項目整理監査役会内部統制委員会重点管理リスク対応責任部門経営層によるリスクの洗い出し経営執行会議各専門委員会危機管理委員会その他各部門緊急対策本部重大リスク発生時に設置経営の意思決定
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