ユニバーサルデザイン視点の帳票制作

ユニバーサルデザイン視点の帳票制作とは?

お客さまが最初に目にするデザインが、顧客関係の深化の決め手!

官公庁や金融機関、保険会社では諸手続きや商品・サービスに関してお客さまが正確に理解できるような
説明責任が求められます。商品特性がわかりやすく手続きがスムーズであると、お客さまに
「信用できる企業」「次のステップへ進みやすい」との心証を与え、新たな契約や契約継続を促します。
さらに、お客さまからの不要な問い合わせを減らし、事務負荷軽減にもなります。

当社の「トモウェル・デザイン・プログラム」は、専門的な知識を持つUCDA有資格者が、情報の整理と
適切なアプローチでレイアウトや文章を改良。手続きサイトや申込書などの印刷物が、高齢者や障がいを
お持ちの方などすべての方に見やすくわかりやすい、目的に応じたデザインを設計します。

こんなお悩みはありませんか?

パンフレットや帳票の記載内容が伝わりにくく、問い合わせが多い

お客さまが返送する帳票の不備率が高く、業務工数がかかっている

帳票や動画などの第三者認証を取得するか悩んでいる

ユニバーサルデザインの視点で、「読みやすく」 「見やすい」 デザインを設計

  • ユニバーサルデザインフォントの使用
  • 文字の大きさや配置
  • 画面や紙面の情報量測定
  • 高齢者、色覚特性者に配慮した色彩設計

当社では、UCDA資格を保有した制作ディレクターが上記のようなテクニックを使い、用途や条件によって
情報の優先順位や配置を考え、ユーザビリティに配慮したデザインの全体設計を行います。

※UCDA(ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)
さまざまな情報媒体における「わかりやすさ」を評価・認証する、独立した第三者機関。

一般的な文字とユニバーサルデザイン文字の比較

ユニバーサルデザインフォントの使用

「文字のかたちがわかりやすいこと」「読みまちがえにくいこと」「文章が読みやすいこと」をコンセプトに開発された文字を使い、年齢や性別の違い、ハンディキャップの有無に関わらず、ストレスなく読んでいただけるようセンテンスを作成します。
ユニバーサルデザインフォントとは:視認性・判読性・デザイン性・可読性の観点からフォントメーカー各社が開発・提供しているフォント。

文字の大きさは8ポイント以上

特定商取引法では書面の文字の大きさは8ポイント以上(注釈は6ポイント以上)と定められています。また、一行に配置する文字数、字間、行間も最適な数値に沿って調節します。やむを得ず小さな文字を詰めて掲載せざるを得ない場合、共同印刷と東京女子大学が共同開発した「小春良読体」をおすすめしています。

測定結果の例(14.4%)

1ページの情報量は19%以下

UCDAの視認性調査では、読み手にストレスを与えない1ページの情報量は19%以下であると基準を設けています。情報量を白黒の2値データに変換して面積を測定するDRC(ドット・レシオ・カウンター)を使い、適切かを評価します。

一般型(C)の色の見え方と比較

色覚シミュレーション

色覚特性のある方(日本人男性の20人に1人)や高齢者は、色の組み合わせによって非常に見えづらくなることがあります。 UCDAが推奨する色彩学理論に基づいた「色のシミュレータ」を使い、色の見え方を確認します。パターンを知っておくだけで、さまざまな方に配慮できるカラーデザインを提供します。

組み合わせの悪い例

配色によるコントラストの確保

文字色と背景色のコントラストが小さい配色(例「赤と緑」「白と黄色」)は区別がつきづらく、読みにくくなります。コントラストを十分に確保する必要があります。

シンプルな構造で、複雑な印象をわかりやすく

某生命保険会社 年金開始案内冊子のデザイン改善 提案事例

わかりづらい年金の税金受け取りパターンについて、読ませるのではなく、「一目見てすぐわかる」工夫を施した事例です。重要な事項について、ストレスなく理解を深められます。

  • 視認性の高いグラフや図、アイコンを活用し、視覚的な理解へ
  • イメージしやすいイラストを使用し、親しみやすさをプラス
  • 情報を整理し、優先順位に基づきメリハリをつけ、読者の理解を促進

「見やすいデザイン」「伝わるデザイン」「カラーユニバーサルデザイン」認証の取得

某損害保険会社 自動車保険中断証明発行依頼書 実績事例

UCDA認証は、UD協会が推進する「わかりやすさ」の品質保証です。作成した媒体が要件や基準を満たせば認証取得が可能で、評価実績となってブランド力UPにつながります。当社にて、デザイン制作から認証取得まで対応します。

  • UCDA 「見やすいデザイン」認証を取得
  • 色覚特性のある方、白内障・緑内障の方でも視認しやすいカラーとコントラスト
  • 枠線の色や太さにメリハリをつけて注意喚起
  • 記入欄を大きく配置 ・誤記入の多かった個所は行間にゆとりを持たせて読みやすく改良

関連リンク

シェアする:

ユニバーサルデザイン視点の帳票制作のお問い合わせはこちらから

製品・サービスの
お問い合わせはこちらから。
資料請求・見積もりなど、
お気軽にご相談ください。

当社は、ウェブサイト・アプリケーションの提供に際して、第三者が提供するサービスを利用しており、当該第三者にウェブサイト・アプリケーション利用者のパーソナルデータを送信しています。 詳細はこちらをご覧ください。