刷版(樹脂版)にインキをつけて同じページを速くたくさん作ります。
「週刊少年ジャンプ」は発行部数がケタ違い。そのため、スピードが速い「活版輪転印刷機」で印刷します。全国の読者に毎週遅れず届けるため、何台もの印刷機を使用します。
使う紙は、大きなトイレットペーパーのようなロール紙です。
1週分の印刷に使うのは約2,000本!1,000t以上になります。
週刊少年ジャンプで使用されるのは、すべて再生紙。紙ごみとして出されたジャンプも、また新しいジャンプになれるのです。
前ページで作った樹脂版にインキを付けて、用紙に印刷していきます。
印刷は通常32ページ単位で行います。その数なんと1時間で150万ページ以上!
1本のロール紙が12~13分でなくなります。
(前ページの答え:印刷機1台を1時間動かして「150万ページ以上」印刷できます。)
印刷された紙(刷本)は、折りたたんだ状態で出てきます。
刷本は自動で重ねられ、紐で縛られてパレットに積まれていきます。
パレットがいっぱいになると、自動搬送機でいったん倉庫に運びます。