この度、一部報道にございましたとおり、「年賀はがき」用再生紙におきまして、郵便事業会社様指定の古紙配合率が満たされていなかった事実が判明いたしました。本件と当社との関わりおよび当社の対応についてお知らせいたします。

　当社は、「年賀はがき」の印刷・製造に際し、古紙配合率40％の用紙を使用する契約を郵便事業株式会社様と締結しており、製紙会社からこの基準に適合していると証明を受けた用紙を調達してまいりました。しかしながら、この度の報道を受け調査いたしました結果、これらの用紙が、指定の古紙配合率を下回っていたことが判明いたしました。

　結果として、仕様と異なる製品を当社から郵便事業会社様に納入し、消費者の皆様にお届けすることとなり、誠に遺憾に存じております。

　当社といたしましては、当該製紙会社に対し、今回の件について詳細な原因の究明や再発防止策などを求めるとともに、当社が調達する他の再生紙につきましても改めて古紙配合率の確認を進めるなど、適切な対応を行ってまいります。また、問題の重要性に鑑み、本件を印刷業界団体に報告し、再生紙全般についての調査を依頼してまいりたいと存じます。

以上