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小さくても読みやすいUDフォント「小春良読体」を開発、東京女子大学・小田浩一教授と共同研究

2015/01/29
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  上段:小春良読体 、 下段:一般的なゴシック体

 共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、可読性に優れた新フォント「小春良読体(こはるりょうどくたい)」を、東京女子大学の小田浩一教授との共同研究により開発しました。横書きに特化したフォントで、帳票印字に使用するプロダクションプリンタでの使用に適しています。

 

 クレジットカードの利用明細や契約更新のお知らせなどの通知文書では、性別や取引状況などに応じて内容を変え、ユーザーに最適な情報を提供しています。より多くの情報を載せたいというニーズから文字が小さくなる傾向があり、"読みやすさ"の向上が求められていました。

 このたび開発した「小春良読体」は、通知文書などで多用される横書き文章の読みやすさを重視して作成したユニバーサルデザインフォント(UDフォント)です。株式会社イワタの「イワタUDゴシック」をベースとしたフォントで、同社に製造を委託しました。文字間を確保する、濁点などのつぶれやすい箇所を大きくするといった工夫で、読みやすさを向上させています。

 

 "読みやすさ"の検証は「MNREAD-J※(エムエヌリード ジェイ)」で行いました。これは、難易度などを統制した30文字の文章を文字サイズごとに用意し、その読み上げ成績(読書速度)を算出、①読書視力(読書がぎりぎり可能な文字サイズ)、②最大読書速度(標準的な読書速度)、③臨界文字サイズ(読書速度が低下し始める手前の文字サイズ)の3項目を評価するものです。その結果、「小春良読体」は通知文書などで使用される一般的なゴシック体と比較して「読みやすい」と評価されました。

 

 当社は、通知文書やDMなどを最適化するソリューションを各種提供しています。「小春良読体」は、このソリューションのひとつとして2月より販売を開始し、当該フォントを活用したサービス全体として2015年度で5億円の売上をめざします。

 なお、「小春良読体」は、2月4日~6日に東京池袋のサンシャインシティ・コンベンションセンターで開催される「page2015」の(株)イワタのブースに展示します。ぜひご来場ください。

 

 ※MNREAD-J:ミネソタ大学ロービジョン研究室が開発した検査法「MNREAD」の日本語版。東京女子大学の小田研究室が、日本人の行動やニーズを考慮に入れて同研究室と共同開発。

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