赤城自然園で「第10回 渡り蝶アサギマダラのマーキング調査会」開催

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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、9月29日、赤城自然園(群馬県渋川市)で、「第10回 共同印刷グループ 渡り蝶アサギマダラ※のマーキング調査会」を開催しました。

 赤城自然園は、「豊かな自然を次世代に引き継ぐ」というコンセプトのもと、30余年の歳月をかけて環境を整えてきた約120ヘクタールの森林で、株式会社クレディセゾンが運営しています。当社は、多くの動植物がいきいきと生息するこの森のオフィシャルスポンサーとなっています。
 同園は、1,000km以上もの距離を移動するといわれる渡り蝶アサギマダラの飛来地としても知られ、その生態を解明しようと「マーキング」による調査が実施されています。共同印刷グループでも、社員が生物多様性について考えるきっかけとなることを願い、2010年から「マーキング調査会」を継続開催しています。
 今回は、社員およびその家族など50名が参加し、赤城自然園指導のもと39頭のマーキングを行いました。また、マーキング調査会と合わせて、森林を維持するための枯れ木や枝の伐採方法の一つである「ツリーイング」体験を実施しました。ロープやハーネス(安全ベルト)を使い、参加者が自らの力で高い樹木に登って経験したつかの間の空中散歩は、美しい自然を守っていく大切さについて考える機会となりました。

 当グループは、「生物多様性の保全と持続可能な社会づくりへ貢献するため、すべての企業活動において積極的に行動」することを環境方針の基本理念として掲げています。今後も、より多くのステークホルダーとのコミュニケーションを深めながら、環境を含むCSR活動に取り組んでいきます。

補足

アサギマダラ:タテハチョウ科(マダラチョウ亜科)

春に北上し秋に南下する「渡り」をする蝶。浅葱(あさぎ)色の翅を広げてフワフワと舞う姿が印象的です。マーキング調査は1981年ごろから沖縄や鹿児島などで始まり、現在では南は台湾、北は北海道で飛来が確認されています。赤城自然園は、関東でも有数のアサギマダラの飛来地です。

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