共同印刷は、全国銀行協会（以下「全銀協」）が昨年3月に制定したICキャッシュカード標準仕様（初版）に準拠したアプリケーション（当社独自OS版）を開発し、このたびICキャッシュカード認定制度運営協議会の認定を取得いたしました。

　当社は、昨秋より大手都市銀行向けに全銀協標準仕様ICキャッシュカードを納入してまいりましたが、今回当社独自OS版の認定取得により、金融端末向け同認定を取得したメーカの端末で使用可能なICキャッシュカードとして相互運用できることが確認されました。

　認定されたカードアプリケーションでは、独自OS版によってコンパクト化し、各銀行に認定カードを安価に供給することを可能となりました。また、オプションとして「振込カード」機能も搭載しており、各銀行の幅広い要求に対応可能です。

　当社では、JAVA及びMultos版マルチアプリケーションOSカードによる全銀協仕様ICキャッシュカードの開発を終了し、今夏の全銀協仕様IC キャッシュカード認定取得に向け、現在準備を進めております。これにより銀行業界のICカードに対する要求に柔軟に対応可能としております。