新・人材育成システム「トータルキャリアアッププラン」導入
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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区)は、配置転換と教育研修を連動させた新しい人材育成のしくみ「トータルキャリアアッ ププラン」を構築、2004 年4月より導入いたします。この「トータルキャリアアッププラン」は、社員個人の能力と企業活動の"核"となる人材の、意図的・計画的な育成を主眼としています。高い専門能力で新たな競争力の源泉を生み出す人材、事業の変革を主導するリーダー、将来の経営を担う幹部候補など、これからの共同印刷を担う人 材を育成するためのプランです。
従来、共同印刷は、業務上の必要性や全体のレベルアップを主目的に、職種別・階層別の画一的な研 修を実施していました。しかし、共同印刷を取り巻く環境は刻々と変化しており、同時に各分野の業務が高度化しています。激しい変化に対応し、新たなビジネ スチャンスを切り拓くためには、育成目的の明確化と、そこへの重点的な資源の投入が必要と判断いたしました。
新プランでは、「専門能力」と「リーダーシップ」の育成に目的を絞っています。入社と同時に全社員 一人ひとりに自らの核となる「専門能力」育成を図るプラン、次代の事業運営を担うビジネスリーダーを育成するため、上層にいくほど対象者を絞った「リー ダーシップ」育成のプランを構築いたしました。
また、経験を通じた成長を促すため、教育システムに配置(異動)システムを連動させ、効果的なキャリアアップを図るしくみとなっております。(主なプラン概要は右図参照)
この「トータルキャリアアッププラン」により、一人ひとりが成長し、チャレンジ精神をもって仕事 に取り組むことで「新しい価値」を創造します。「人」の成長を通じて事業構造の改革を図り、会社の成長・発展と、社員一人ひとりが「自己実現できる」共同 印刷となることを目指します。
今後は、様々な成長ステージにある人材、「新しい価値」創造にチャレンジする人材のさらなる活用のためその他の人事制度を見直していく予定です。
今回導入した制度・プランの例
- 「キャリアチャレンジ制度」(社内公募制度)
- 一般職対象
- 新規事業・プロジェクト等の立ち上げ時に社内募集を行う
- 社員に自主的なキャリア形成を促すと同時に、社内人材の有効配置を図る
- 「社内インターンシップ制度」(社内留学制度)
- 一般職対象
- 現職に関連する他部門の職務に期間を限定して派遣する
- 現職と連続性の高い他部門の職務を経験することで、視点の転換・視野の拡大を図り、さらなる専門性を育成する
- 「ビジネスリーダー育成プログラム」
- 管理職対象
- ビジネスの最前線に立つ管理者として求められる実践的知識の修得から、事業経営に必要とされる経営管理知識の修得まで、対象者を絞って教育を実施(三段階)
- 「多面観察診断」、「応募型研修プログラム」
- 管理職対象
- 管理者としての行動について、上位者・同位者・下位者など複数からのアンケートを実施し、評価・診断。その結果を「フィードバック研修」において本人に開示する
- 管理者としての行動について、上位者・同位者・下位者など複数からのアンケートを実施し、評価・診断。その結果を「フィードバック研修」において本人に開示する
- 「多面観察診断」により行動特性や能力面の「強み」「弱み」が分析され、"気付き"の機会を得ることで、自発的な行動改革や能力開発、課題への取り組みの必要性を認識し、「応募型研修プログラム」を通じて自己研鑽につなげることを狙いとする
以上