代表取締役社長 山口政廣 年頭あいさつ要約
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代表取締役社長 山口政廣

新年おめでとうございます。
共同印刷グループ経営ビジョン「Kyodo Spirit 2005 ― 新しい視点・新しい行動 ―」を発表し1年になります。当社グループは「印刷事業を核に、生活・文化・情報産業として社会に貢献する」を経営理念として掲げており、経営ビジョンはこの理念を実現するために私たちがどうあるべきかを示すものです。今年は2年目として、全社や各部門で取り組んでいる課題解決、改革の活動を1歩進め、経営ビジョンの実現に向けて力強く踏み出しましょう。
経営ビジョンでは「成長性」「収益性」「効率性」という3つのキーワードを掲げています。「成長性」の面では、受注拡大が最重要課題です。そのための提案型営業は、取引先との中長期的な関係構築という視点で展開しなければなりません。また、今年もお客様に高品質、高機能な製品をお届けするために、設備投資を積極的に行います。皆さんは新設備の特長をしっかり把握し、お客さまへの売り込みに注力してください。新製品開発は、技術だけでなく営業・製造も参加することで、質・量ともに充実させましょう。
「収益性」の面では、製造方法の根本的見直しにより大きなコストダウンを実現してください。また、品質保証においては、顧客視点に立った高いレベルに挑戦し、品質における「共同ブランド」の確立を目指しましょう。
「効率性」の面では、各部門で「選択と集中」の戦略を取り、事業の見直しを進めてください。全社においても、グループ戦略と新事業創出の両面から新しい展開を図ります。
私たちは、自らの意思で変わらなければなりません。それぞれの持ち場で経営ビジョンから中心課題を抽出し、1歩進めた高いレベルでの取り組みをしていきましょう。その努力こそが会社の市場評価、我々自身の成長につながるものと確信しております。
共同印刷グループに育ちつつある改革の芽を、皆で粘り強く守り育て、立派な大樹としようではありませんか。