共同印刷株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：稲木歳明）は、2009年7月より建設を進めていた和歌山工場（和歌山県有田郡）の新棟が完成し、本日（1月22日）竣工式を開催しました。

新棟完成後の和歌山工場

　和歌山工場は、生活資材部門の西の製造拠点として1991年に竣工しました。東の拠点である小田原工場との事業連携および相互バックアップ体制を生かし、現在、業界トップクラスのラミネートチューブ製造能力を有しています。

　今回の新棟建設により、ラミネートチューブの小径用製造ラインとキャップ射出成形機を増設します。

　これは、ラミネートチューブの小ロット多品種・短納期を実現するとともに、生活者の多様なニーズに応えるユニバーサルデザイン、エコデザインなどを施したキャップ製造体制を強化するためです。

　また、化粧品などに最適と高い評価をいただいている、当社独自のオーバル・ラミネートチューブの製造にも注力してまいります。オーバル・ラミネートチューブは、ブランド訴求力の高い楕円（オーバル）形状が特長です。当社のフレキソ印刷技術と組み合わせることで、広いフェース面への自由なビジュアル印刷表現が可能となり、店頭での訴求効果が期待できる製品です。

　今後も、ラミネートチューブ形状の多様化を進め、合わせてバリア性やデザイン性が高く、環境に配慮した製品のラインアップ充実を図り、お客さまの多彩なご要望にお応えしてまいります。また、従来の主力製品である歯磨きおよび絵具チューブ分野はもちろん、化粧品・医薬品分野へも積極的に事業を展開いたします。

■和歌山工場　新棟　概要

■完成後の和歌山工場　概要