「赤城自然園」 にて自然観察会開催アサギマダラのマーキング調査に参加

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 共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:稲木 歳明)は、9月18日(土)に群馬県渋川市にある「赤城自然園※1」で、「第三回 共同印刷グループ 自然観察会」を開催しました。

 グループ社員およびその家族を対象とした本観察会は、次世代につなぐ企業の社会的責任(CSR)への関心を引き出すことと環境意識の向上を目的に、社員 参加体験型の取り組みとして2008年度に開始しました。第三回となる本年度は42名が参加し、赤城自然園園長の案内のもと、園内の自然探索と、渡り蝶 「アサギマダラ※2」の生態調査を目的としたマーキングを行いました。当日は、60頭を捕獲し放蝶しました。

 来月10月には愛知県名古屋市で、生物多様性条約を結んだ世界各国が集まる第10回締約国会議(COP10)が開催されます。社会における生物多様性へ の関心が高まりつつある中、自然観察会の参加者たちが、知識だけでなく自らの感性や直感で、企業活動や私たちの生活と"自然とのつながり"の重要性につい て考えるよい機会となりました。

 共同印刷グループは、経営理念「印刷事業を核に、生活・文化・情報産業として社会に貢献する」のもと、CSR活動へ取り組み、社会および社会貢献活動の 実践に努めています。印刷が暮らしに深くかかわる中で、環境負荷低減活動の果たす役割の大きさを認識し、「持続可能な循環型社会づくりと生物多様性保全へ の貢献」を意識した企業活動を行うことを環境方針として掲げています。

 今後も、グループ社員や得意先などより多くの人とコミュニケーションを深めながら、環境を含むCSR活動へ積極的に取り組んでいきます。


  • ※1赤城自然園:1995年開園。群馬県赤城山麓に広がる約120ヘクタールの森林で、適 正な生態系サイクルのもと、多くの動植物が生息する自然豊かな地域です。2009年に一旦閉園、今年度より(株)クレディセゾンが取得し、"豊かな自然" を次世代に引き継ぐというコンセプトのもと、リニューアルオープンしました。共同印刷は赤城自然園のオフィシャルスポンサーです。 〔ご参考:「赤城自然園」サイト  http://akagishizenen.jp/intro/
  • ※2アサギマダラ:タテハチョウ科(マダラチョウ亜科)。春に北上し秋に南下する、「渡 り」をする蝶。約2000キロを移動しながら世代交代を繰り返します。羽を広げた姿は約5センチと大きく、フワフワと優雅に飛ぶ姿がとても美しいのが特徴 です。1981年ごろから沖縄や鹿児島などでマーキング調査が始まり、現在では南は台湾、北は北海道での飛来の確認がされています。赤城自然園は、関東で も有数のアサギマダラの飛来が確認されている場所です。
  • ※3CSR:Corporate Social Responsibility。企業の社会的責任と訳され、企業が環境や社会への影響にも責任をもち、社会やすべての利害関係者から信頼を得られる事業活動を成し遂げることを指します。

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