高級美術複製画 小倉遊亀《爛漫(らんまん)》限定250部 発売
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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、小倉遊亀画伯が描いた唯一の満開の桜図「爛漫」の高級美術複製画を限定250部のエディションで制作、販売を開始しました。

本作は、小倉遊亀の母校である奈良女子大学の講堂の緞帳原画として1983年に描かれました。同校5階から見た若草山の山並みに桜の巨木を重ねたもので、桜の左右には金色の鴟尾(しび)を頂いた東大寺大仏殿と興福寺の五重塔が配され、古都・奈良のうららかな春の情景が広がっています。
88歳を迎えた小倉遊亀が、画家への道へ進むきっかけを与えてくれた母校と後輩のためにと引き受けた、自身初の試みとなる緞帳の原画。後輩の前途を祝して「爛漫」と題された本作に、画伯は「大きな古い桜の威樹が、今や満開に咲きほこった光景を描きました。画面一ぱいに咲きほこる桜の花には一点の不純さもなく香気ふくいくと両手をひろげて、己のすべてを出しています。満身の力を出し切ってする仕事ほど美しいものはありません」との言葉を寄せています。
画伯の思いが込められた華やかで力強い桜の姿を、ぜひお手元でお楽しみください。
仕様体裁
希望小売価格 | 200,000円(税別) |
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技法 | 彩美版®シルクスクリーン手刷り、本金泥使用 |
限定 | 額装250部 |
画寸 | 天地28.4cm×左右68.0cm(15号大) |
額寸 | 天地48.7cm×左右88.2cm |
額縁 | 特注木製シルバー仕上げ、アクリル付き |
重量 | 約4.3kg |
原画所蔵 | 国立大学法人 奈良女子大学(京都国立近代美術館寄託) |
※ 彩美版は共同印刷(株)の登録商標です
※ 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどで、作品が共同印刷(KP)の発行する真正な複製画であることが判定できます。
<資料>小倉 遊亀(おぐら ゆき、1895~2000)
1895年、滋賀県大津市に誕生。奈良女子高等師範学校(現・奈良女子大学)を卒業後、教鞭をとるかたわら、日本美術院の同人である安田靫彦画伯に師事。以後、院展を中心に活躍し、1932年に女性として初めて日本美術院同人に推挙される。1936年、教職を辞して画業に専念。1976年に日本芸術院会員となり、1980年に文化勲章を受章。1990年、日本美術院理事長に就任。鮮やかな色彩と力強い造形の作品で知られ、2000年に亡くなるまで、日本画壇を代表する画家として活躍した。
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