「FullScanCode®」が(株)LIXILの国内工場でモデル採用、効率化の仕組みが「第19回 自動認識システム大賞」で入選
- 受賞・表彰
共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)の複数一括読み取り機能を持つオリジナル二次元コード「FullScanCode®(以下、フルスキャンコード)」が、株式会社サトー(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:小瀧龍太郎)が構築を手がける、株式会社LIXILの日本国内工場の棚卸管理システムにモデル採用されました。
この取り組みが、一般社団法人日本自動認識システム協会が主催する「第19回 自動認識システム大賞」において入選しました。
※本賞は(株)サトーとの共同受賞です。同社はラベルプリンタやハンドラベラーなどのハードウェア製品およびサプライ製品の販売を行う、自動認識ソリューションの企画・提案を手がける企業です。
フルスキャンコード(右イメージ)は、簡単な操作で複数のコードを一括で素早く読み取ることができる二次元コードです。このたび、デバイスを動かしながらでも認識が可能な点や、不揃いなコードも素早く認識できる点、周囲の明るさなどの環境依存が少なく、コードの汚れや画像のボケ・ブレに強い点などが評価され、株式会社LIXILの日本国内工場の棚卸管理システムにモデル採用されました。
同社は従来、棚卸管理業務にバーコードを用い、読み取ったデータを事務所でデータベースと照合して員数を管理していました。フルスキャンコードの導入で読み取りは「コードにデバイスをかざすだけ」となり、員数確認もデバイス上で行えるようになりました。これにより、棚卸工数はトータルで80%削減され、大幅な省力化が実現しました。

こうした改善効果に加え、既存のサーマルラベルプリンタが使用でき、追加のイニシャル費用が発生しないなどのメリットが評価され、先進的かつその効果が極めて顕著な自動認識関連の技術やシステムを表彰する「自動認識システム大賞」において入選となりました。(受賞件名:「白黒サーマルプリンタ発行ラベルの一括読取」)
フルスキャンコードは、物流、工場、店舗での商品管理、大量の文書管理など、あらゆるシーンで活用できます。今後も、さまざまな企業からお寄せいただいている要望にお応えしながら、フルスキャンコードの拡販に努めていきます。
【フルスキャンコードの主な特長】
- 当社独自の画像認識技術を応用し、新しい解析方法(アルゴリズム)を確立
- コンパクトな読み取りプログラムで、スマートフォンなど各種デバイスへの展開が可能
- 印刷物でありながら、RFIDタグが得意とする一括読み取り機能を持つ
- ARのように、画面で状態を確認しながら情報管理が可能
- コードの汚れや画像のボケ・ブレに強く、動いているコードも素早く認識
- 独自のコード形状で、絵柄や文字の配置、デザインに合わせた縦横比の変更が可能
※フルスキャンコードの詳細はこちらでご確認ください。
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