共同印刷グループ 2019年 年頭あいさつ(要旨)

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新しい時代に飛躍する企業グループとなるために

代表取締役社長 藤森 康彰

 あけましておめでとうございます。

 昨年、当グループは社会に対して計画達成の責務を明確にするために、初めて「10年先のありたい姿を示した経営ビジョン」と、それに基づく「3ヵ年の中期経営計画」を公表しました。しかし、計画初年度にあたる2018年度上期業績は不本意な結果となり、厳しいスタートとなりました。このことを真摯に受け止め、反省しなければなりません。

 計画を達成するためには、目標の立て方や目標達成に至るロードマップの描き方が、適切であるか見直すことも必要です。もしうまくいかなかったときは、「その真の原因」を必ず追究し、真の改善につなげることを心掛けてください。そして、「お客さまにとって真に魅力ある価値を提供できているか」も忘れてはなりません。当社の事業は、お客さまのニーズを形にしていくものです。お客さまが求めているものを真剣に考え、お客さまと共に次なる価値を創り出していくこと、これはコーポレートブランド「TOMOWEL(トモウェル)」に込められた姿勢でもあります。お客さまの求める価値は、品質、価格、サービス、技術力、営業力などさまざまです。日々の努力と挑戦でその期待を上回る価値を提供することが今後の発展へとつながります。

 また、組織における目標達成は、個人の成果の集積です。社員の成長なくして会社の成長はありません。ときには行き詰まることもあるでしょう。しかし、自問自答を繰り返し、苦難を乗り越え、「これは自分の成果だ」といえる礎を築くことで、大きく成長することができます。自己の成長と共に会社の成長があることを心に刻み、これからも自己研磨に励んでください。

 創業120周年を機に皆さんとつくりあげた「TOMOWEL WAY」を掲げながら、共同印刷は「第二の創業」ともいえる時期に入りました。この一年で「共同印刷は生まれ変わった」と認めてもらえる何かを創り出したいと考えています。一人ひとりの発想やアイデアで自他ともに認める企業価値を創り上げることができれば、会社も皆さんの未来も輝かしいものになると信じています。

 本年は、元号も改まり、働き方改革関連法の施行など、社会全体が大きく変わっていきます。この変化をチャンスととらえ、新しい時代の風に乗って飛躍していく企業グループとなれるよう、社員全員で勇気と覚悟を持って進んでいきましょう。

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