ホテル向けシステム「Travel Manager™」を開発、カードキー不要でスマートホテルライフを実現

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 共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰、以下当社)は、ホテル業界向けに、"顔認証によるキーレス入室"と"二次元コードを利用したスマートチェックイン"などの機能を組み合わせたクラウドサービス「Travel Manager (トラベルマネージャー)」を開発し、2月より本格販売を開始します。なお、顔認証によるキーレス入室機能は、2018年12月21日にオープンしたハウステンボス株式会社(本社:長崎県佐世保市、代表取締役社長:澤田秀雄)の「変なホテル ハウステンボス」サウスアーム(以下、変なホテル)で採用されました。

写真:キーレス入室(イメージ) ©ハウステンボス(株)

 ホテル市場は、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年にかけ、特にビジネスホテルにおいて多くの新規供給が見込まれているなど、好調に推移しています。一方、実際のホテル業務では、チェックイン時の混雑や外国人宿泊者への対応などの課題も浮き彫りとなっています。
 「Travel Manager」は、フロントでのチェックイン業務の簡易化でこうした課題を解決し、ホテル業務の効率化やコスト削減に寄与するクラウドサービスです。システムは、専用アプリケーションを搭載したフロント用タブレット端末と、客室のドア横に取り付けるタブレット端末で運用します。フロント用タブレットでは、事前に宿泊者へ送信する二次元バーコードを活用したスムーズなチェックイン手続きを実現します。客室開錠には顔認証機能を採用し、宿泊者はドア横に設置されたタブレットに顔をかざすだけで入室できます。

 なお、このTravel Managerの"顔認証によるキーレス入室機能"が、変なホテルに先行して採用されました。本システムの利用により、宿泊者は外出や朝食時にカードキーを持ち歩かずに手ぶらで行動できます。また、複数人の顔登録が可能なため、同室者が別行動をした際も煩わしい思いをせず、よりスマートにホテルライフが楽しめます。なお、顔認証システムは、グローリー株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:尾上広和)のシステムを採用し、同ホテルが導入している既存システムと比べ、大幅なコスト削減を実現しました。

 当社は、今後新設されるホテルを中心に本システムを提供し、ホテルでの新たな体験価値の提供と業務効率化に貢献できるよう努め、3年後に100棟への導入、5億円の売上をめざします。
 なお、本システムは、本年2月19日(火)から22日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「国際ホテル・レストラン・ショー」に出展し、本格的に販売を開始します(当社ブース:東6ホール6‐K03)。

【Travel Managerの概要】
イメージ図:専用アプリケーションを搭載したフロント用タブレット端末と、客室のドア横に取り付けるタブレット端末で運用。フロント用タブレットでは、事前に宿泊者へ送信する二次元バーコードを活用したスムーズなチェックイン手続きを実現。客室開錠には顔認証機能を採用し、宿泊者はドア横に設置されたタブレットに顔をかざすだけで入室できる

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