没後80年、生誕160年記念 高級美術複製画 ミュシャ《 スラヴィア 》発売

  • 製品・サービス

 共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家 アルフォンス・ミュシャの没後80年、2020年の生誕160年を記念して、《スラヴィア》の高級複製画を限定200部で制作、販売を開始しました。

©Mucha TRUST 2019

 青年期、ヨーロッパを中心に活躍していたミュシャは、44歳で初めてアメリカに渡ります。そこで、後に制作する畢生(ひっせい)の超大作「スラヴ叙事詩」の出資者となるシカゴの富豪実業家 チャールズ・クレインに出会いました。

 《スラヴィア》は、クレインから長女ジョセフィンへの結婚祝いとして依頼されて描いた肖像画です。ミュシャは、スラヴ文化と当時の東欧政治問題に関心を寄せていたクレインの意向を受け、白のガウンをまとうジョセフィンを、民族連帯を象徴するリングを持って玉座に座るスラヴの女神「スラヴィア」として表現しました。スラヴィアの膝に止まるツバメは祖国愛、足元のワシは隷属状態からの解放を表すほか、背景の花や植物のデフォルメ表現からはジャポニズムの影響が感じられるなど、象徴的な表現と美しい装飾が調和した華やかな傑作です。

 このたび、ミュシャ財団から日本で初めて正式許諾を受け、当社独自の技法「彩美版®」で、ミュシャの繊細な筆遣いを再現しました。美しく華やかな珠玉の名画を、ぜひお手元でお楽しみください。

[仕様体裁]

本体価格 128,000円(税別)
技法 彩美版®シルクスクリーン手刷り
用紙 キャンバス
額縁 木製デコレーション金箔額(国産ハンドメイド)、アクリル付き
画寸 天地60.6cm×左右36.4cm
額寸 天地70.5cm×左右46.2cm×厚さ2.5cm
重量 約2.7kg
監修 内井 知子 (株式会社ジーイーエム アルフォンス・ミュシャ日本総代理店代表)
原画所蔵 プラハ国立美術館
  • ※ 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷の発行する真正な複製画であることを判定できます。

<資料>アルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha、1860~1939)

1860年、オーストリア領モラヴィア(現チェコ)に生まれる。1884年、ミュンヘンの美術アカデミーに留学。1887年、パリのアカデミー・ジュリアンに入学。1894年、女優サラ・ベルナールの主演舞台「ジスモンダ」ポスター制作。1900年、第5回パリ万博のボスニア=ヘルツェゴヴィナ館の装飾が銀賞を受賞。1901年、フランス政府からレジオン・ド・ヌール勲章を受章。1904年、渡米。1908年、本作《スラヴィア》を制作。1909年、チェコに帰国。1910年、超大作《スラヴ叙事詩》の本格的な制作開始。1918年、チェコスロヴァキア共和国が誕生、国章、切手、紙幣をデザイン。1928年、《スラヴ叙事詩》全20作品をチェコ国民およびプラハ市に贈呈。1939年、死去(享年78)。

お問い合わせ先

営業窓口:プロモーションメディア事業部 アート&カルチャー事業
TEL 03-3817-2290

取材窓口:コーポレートコミュニケーション部
TEL 03-3817-2525

当社は、ウェブサイト・アプリケーションの提供に際して、第三者が提供するサービスを利用しており、当該第三者にウェブサイト・アプリケーション利用者のパーソナルデータを送信しています。 詳細はこちらをご覧ください。