高級美術複製画 伊藤若冲《白鶴図》発売

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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、伊藤若冲「白鶴図(はっかくず) 松に鶴・浪に鶴」の高級美術複製画を、それぞれ限定800部のエディションで制作、販売を開始しました。

「松に鶴」(左)と「浪に鶴」(右)。いずれも彩美版®

 江戸期を代表する花鳥画の大家 伊藤若冲は、実物の写生と共に中国の名画に学ぶことにも熱心でした。その若冲が、明代初期の画家・文正の作品を手本としつつ、日本人好みのめでたい図柄に組み替え、大胆に変容させて描いた作品がこの「白鶴図」です。長寿と家運繁栄の願いを込めて、松に佇む鶴と波の上を飛翔する鶴を典雅な筆致で描写しています。また、一ミリ以下の等間隔で描かれた鶴の羽の線やデザイン化された「波に鶴」の渦巻からは、若冲の独創性が感じられます。

 このたび、京都国立博物館から提供された正式画像をもとに、当社が独自開発した複製画の技法「彩美版®」にシルクスクリーンを施し、若冲の秀麗で細緻な筆致を再現しました。幻想的なまでに美しい本作品を、ぜひご堪能ください。

本体価格
軸・額(各) 本体価格 128,000円(税別)、左右セット 特別価格 250,000円(税別)
限定
松に鶴・浪に鶴 各800部
技法
彩美版®シルクスクリーン手刷り
用紙
特殊絹本
画面寸法
天地65.2cm×左右36.6cm
監修・解説
小林 忠(学習院大学名誉教授/岡田美術館館長)

額装仕様

額寸法
天地83.0cm×左右54.4cm×厚さ4.5cm
額縁
特製木製額金泥仕上げ、アクリル付
重量
約3.8kg

軸装仕様

軸寸法
天地151.5cm×左右54.0cm
表装
本表装
材料
天地:新綿支那パー/中廻:七宝繋ぎ地唐草紋緞子
/風帯・一文字:牡丹紋新金襴/軸先:新牙
収納
桐箱・タトウ
                     「松に鶴」(左)と「浪に鶴」(右)。いずれも彩美版®
  • 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷の真正な制作物であることを判定できます。

<資料>伊藤 若冲 (いとうじゃくちゅう 1716~1800) 
1716年、京都の青物問屋の長男として誕生。1738年、父が逝去し家業を継ぐ。1755年、次弟白歳に家督を譲り、画業に専念。1758年、代表作「動植綵絵(どうしょくさいえ)」の制作を開始。1764年、金刀比羅宮奥書院の障壁画を制作。1765年、釈迦・普賢・文殊像三幅対、および「動植綵絵」を相国寺に寄進。1790年、大阪西福寺および伏見海宝寺にて障壁画を制作。1800年、逝去(享年85)。1889年、相国寺、「動植綵絵」30幅を宮中へ献納。

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