高級美術複製画 平山郁夫 《 光燿厳島 》 限定300部発売

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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、平山郁夫画伯の名作 《 光燿厳島 (こうよういつくしま) 》 の高級複製画を限定300部のエディションで制作、販売を開始しました。

    

 「光燿厳島」は、瀬戸内海に囲まれた自然豊かな生口島(広島県)で育った平山画伯が、故郷に生命の根源を見いだして描いた作品です。
 舞台となった厳島神社は、古来、神の島と崇められてきた宮島にあり、推古天皇の時代に創始されたと伝えられます。本作では、背後に五重塔を臨み、木々の緑や海の青と建物の色彩が美しく調和した、客(まろうど)神社の祓殿(はらえどの)が描かれました。また、平山画伯が自らの人生を俯瞰した、集大成のような作品でもあります。人は「赤」ん坊として生を受け、「青」年へと成長する――赤は被爆体験から得た“死”の世界、緑はそれを力強く乗り越えていった“生”の世界を表し、生死の狭間を乗り越えて生き抜いてきた、画伯のエネルギーが秘められています。

 このたび、当社が独自開発した複製画の技法「彩美版®」を駆使し、さらに作品一部ずつを職人がシルクスクリーン手刷りで仕上げました。輝き満ちる世界遺産の社を、お手元でぜひご堪能ください。

本体価格
300,000円(税別)
限定
300部
技法
彩美版®シルクスクリーン手刷り、一部本金泥使用
用紙
版画用紙
額縁
特製木製額縁金泥仕上げ、アクリル付き、クロス貼りタトウ入り
画寸
天地34.1cm×左右72.7cm
額寸
天地54.5cm×左右93.0cm×厚み5.0cm
重量
約5.2kg
監修
公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
解説
宮廽 正明(東京藝術大学名誉教授、日本美術院業務執行理事)
原画所蔵
株式会社ロイヤルホテル(株式会社リーガロイヤルホテル広島寄託)
  • 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷の発行する真正な複製画であることを判定できます。

<資料>平山郁夫(ひらやま いくお 1930~2009) 
1930年、広島県豊田郡瀬戸田町(生口島・現尾道市瀬戸田町)に誕生。52年、東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科を卒業。前田青邨に師事。53年、再興第38回院展に「家路」を出品し初入選。64年、日本美術院同人に推挙される。87年、再興第63回院展出品の「画禅院青邨先生還浄図」で内閣総理大臣賞を受賞。88年、ユネスコ親善大使に任命。89年東京藝術大学長となる。93年、本作「光燿厳島」と「月華厳島」を制作。96年、日本美術院理事長に就任。98年、文化勲章を受章。2000年、薬師寺玄奘三蔵院「大唐西域壁画」完成。04年、山梨県北杜市長坂町に平山郁夫シルクロード美術館が開館。09年、逝去(享年79)。創作活動の傍ら「文化財赤十字構想」を提唱し、アンコールワットや敦煌石窟など失われつつある世界の貴重な文化遺産の保護、修復と未来への継承のため精力的に活動した生涯だった。

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