東山魁夷 マスターピース コレクション™ 第7弾 《 静映 特装版 》 限定800部 発売
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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、東山魁夷 マスターピース コレクション™ 「静映 特装版」を限定800部のエディションで制作、販売を開始します。本コレクションは、アクリルガラスを本紙に圧着することで作品に透明感と奥行きを与える、新感覚の美術作品です。

「静映」に描かれているのは、斑尾(まだらお)高原に広がる希望湖(のぞみこ)の清澄な朝の風景です。長野県県民文化会館の緞帳原画を依頼された魁夷が、長野県の人々に親しみ深い風景を、との思いで制作しました。
「静映」には、空と湖の青に対比された白樺などの新緑と杉の濃い緑、夏の静謐な早朝が幻想的なまでの美しさで閉じ込められています。また、左右から少しずつ横に見ると、形と色による旋律が浮かび上がります。ささやかな自然の息吹のなかに美しいリズムを発見し、それを切り取って画布の上にあらわす天才といわれた魁夷の魅力溢れる作品です。
本作品を、色彩の美しさや奥行き感の再現に適した技法「彩美版®プレミアム」で制作しました。信州を愛する魁夷が、心に音楽を響かせながら描いた名作を、ぜひお手元でお楽しみください。
- 本体価格
- 300,000円(税別)
- 技法
- 彩美版®プレミアム
- 限定
- 800部
- 画寸
- 天地284mm×左右570mm
- 額寸
- 天地408mm×左右694mm×厚み35mm
- 額縁
- 特注浮き出し加工木製額(シルバーフレーム/メタリックマット梨地)
- 重量
- 約2.9kg
- 原画所蔵
- 長野県信濃美術館
- 許諾
- 東山魁夷著作権承継者
- 解説
- 松本 猛(美術評論家、長野県信濃美術館 東山魁夷館前館長)
- ※当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷の発行する真正な複製画であることを判定できます。
<資料>東山 魁夷(ひがしやま かいい 1908~1999)
1908年横浜に生まれる。1931年に東京美術学校(現 東京藝術大学)日本画科を卒業、1933年ベルリン大学へ留学。1947年 第3回日展に「残照」を出品し特選を受賞し風景画家として立つことを決意。1956年 「光昏」で日本芸術院賞を受賞。1965年 日本芸術院会員となる。1969年文化勲章を受章。併せて文化功労者に選ばれる。1974年 日展理事長に就任。東宮御所や皇居新宮殿壁画のほか、唐招提寺御影堂の障壁画なども手がけた。1982年「静映」制作。1999年に逝去、従三位勲一等瑞宝章を贈られる。
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