[開催報告]"色"をテーマにしたワークショップを開催、文化庁「地域と共働した博物館創造活動支援事業」に参画

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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、11月19日、ワークショップ「大観の富士を私の色で描く」を、横山大観記念館、台東区教育委員会などと協力して開催しました。

印刷の“色の作り方”を説明

 当社は、半世紀以上にわたり高級美術複製画の制作を続けています。厳選された素材に高精度デジタルプリントを施し、画材の質感と豊かな色調を再現した「彩美版®」は、業界屈指のブランドとして、その高い品質から多くの美術愛好家に支持されています。

 当社のアート&カルチャー事業は、複製画制作で長年連携してきた横山大観記念館と共に、記念館とつながりのある台東区教育委員会などが組織する地域共働近代日本文化国際発信実行委員会に令和2年度より参加し、文化芸術の伝承発信活動を行っています。その一環として、11月19日に参加無料のワークショップを開催しました。

 当日は、横山大観記念館の横山優子氏より同館の紹介とワークショップの趣旨を解説いただきました。次に、当社から印刷物は標準3色(シアン、マゼンタ、イエロー)を基本にさまざまな色を作り出していることを紹介。その後、実際に色の作成や垂らし込み技法などの練習をした後、標準3色の水彩絵の具を使って大観の富士を自由に彩色して完成させる体験を行いました。
 事前抽選による24名の参加者たちからは、「家でもいろいろな色の工夫をしたい」「印刷の色の出し方はとても面白かった」「片ぼかしなどの技法をもう一度やってみたい」などに加え、ほぼ全員から「楽しかった、嬉しかった」といった感想が寄せられました。

 当社は今後も文化・公共団体との連携を強化し、博物館・美術館などの活動支援・鑑賞活動支援を行うと共に、アートビジネスの可能性を探索していきます。

ワークショップ概要

名称
ワークショップ「大観の富士を私の色で描く」
開催日時
2020年11月19日(木) 13:00~15:00
会場
上野区民館
参加人数
24名(応募者多数のため事前抽選)
内容
大観記念館と大観作品の説明、印刷技術の紹介、水彩絵の具で富士山を描く彩色体験
実行委員会
横山大観記念館、台東区教育委員会、共同印刷株式会社 ほか

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大観の富士を自分の色で描く実習
参加者の作品

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03-3817-2290

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