「スリットバルブ付きヒンジキャップ」を開発、脱シリコーン製で環境に配慮

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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、キャップの吐出口にスリットバルブを設けて内容物の液切れを改善した、「スリットバルブ付きヒンジキャップ※1」を開発しました。2月24日から東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2021-2021東京国際包装展-」へ参考出品します。

(上)スリットバルブ付きヒンジキャップ、(下) ブローボトルへのキャップ装着イメージ

 当社は、2019年に共同クレハブローボトル株式会社(本社:茨城県小美玉市、代表取締役社長:土屋博明)を設立し、中容量・大容量のブローボトルを製造しています。
 このたび、お客さまから寄せられた「内容物の液だれを防ぎ、キャップが汚れないようにしたい」などの声に応え、ブローボトル用のスリットバルブ付きヒンジキャップを開発しました。

 本品は、キャップの吐出口に十字の切れ込み(スリット)が入った「スリットバルブ」を設けたものです。容器を押すとバルブのスリット部分が開き、開いたバルブが閉じる際の力で内容物の液切れを改善して、口元やキャップへの内容物付着を低減します。また、スリット部は通常閉じた状態のため、内容物の不本意な吐出や液だれを防ぐことも可能です。
 一般的に、バルブの原料にはシリコーンが使われ、廃棄時は主に一般ゴミとして分類されています。本品はシリコーン不使用のため、廃棄時に分別することなくプラスチックゴミとして扱え、リサイクル性能が向上しました。

 今後、当社は、この「スリットバルブ付きヒンジキャップ」を食品や化粧品などの業界へ展開すべく取り組み、生活・産業資材系事業のさらなる発展に努めます。
 なお、本品は、2月24日から26日まで東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2021 -2021東京国際包装展-Tokyo International Packaging Exhibition 2021」へ参考出品します(当社ブース:W1‐05 [西1ホール])

※1 ヒンジキャップ:本体とフタの継ぎ目が蝶番形状などでつながったキャップ

★「TOKYO PACK 2021」への当社出展概要はこちらをご覧ください。

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