彩美版®シルクスクリーン版画 西田俊英「月の兎」 限定300部 発売

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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、再興第98回院展全作品集の表紙を飾り、好評を博した西田俊英画伯の 《月の兎》 の彩美版®シルクスクリーン版画を、限定300部にて制作、販売を開始しました。

 西田俊英画伯は、早くからその才能を認められており、武蔵野美術大学日本画科3年時に難関といわれる再興院展に初入選。卒業後は院展同人の塩出英雄画伯と奥村土牛画伯両名に師事して研鑽を積みました。その後も山種美術館賞展優秀賞など数々の美術賞を受賞し、深い洞察力による人物表現や仏教思想から画風の新境地を開きました。
 再興第98回院展全作品集の表紙を飾った本作《月の兎》は、生い茂る野の草のなかで満月の温かな光に包まれた心優しい兎の姿が描かれています。画伯が郷里の伊勢で祖母に背負われながら見た輝く月とそこに住んでいると信じていた兎。画伯は「どのポーズも可愛いのですが、特に物思いに耽るように月を見上げている兎を見ると、どうしても幼い頃に聞いた月の兎の物語を思い出します」と語っています。

 背景のひときわ明るい月には銀色のシルクスクリーンを使用して静寂な秋夜の輝きを、草の葉の上には金箔をまぶして葉に映る月光の美しさを表現しました。額縁には高級感のある金色と洗練された美しさをもつ銀色の2種類をご用意しています。なつかしき郷里の記憶と兎の愛らしさがあふれる本作を、ぜひお手元でお楽しみください。

技法
彩美版®シルクスクリーン手刷り、金箔貼り
限定
300部
用紙
版画用紙
額縁
金額:国産木製額縁金泥仕上 銀額:国産木製額縁銀色仕上 ともにアクリル付き
画寸
天地36.5cm×左右36.9 cm
額寸
天地54.3cm×左右54.7cm×厚み4.2cm
重量
約2.6kg
監修・解説
西田俊英
証明
作家直筆サイン・限定番号・落款入り
販売価格
165,000円(税込)
  • ※ 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷の発行する真正な複製画であることを判定できます。

<資料>西田俊英(にしだしゅんえい)
1953年三重県伊勢市に生まれる。1975年再興第60回院展初入選。1977年武蔵野美術大学日本画科卒業。同年、奥村土牛・塩出英雄に師事。1983年、第7回山種美術館賞展優秀賞受賞。1993年文化庁芸術家在外研修員として1年間インドに滞在。1995年再興第80回院展日本美術院賞大観賞受賞。1998年、日本美術院同人に推挙。2000年広島市立大学芸術学部教授就任。2002年再興第87回院展文部科学大臣賞受賞。2005年再興第90回院展内閣総理大臣章受賞。2012年武蔵野美術大学教授就任。2013年再興第98回院展全作品集表紙絵として本作《月の兎》を制作。2017年日本芸術院会員となる。

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