廃止となった制服をモンゴルの学校や住民支援団体へ寄贈

  • サステナビリティ

 共同印刷グループは、2022年4月の新社屋移転に伴い、執務環境の変化やダイバーシティ推進の取り組みの一環として、女性のみに貸与していた制服を廃止しました。在庫を有効活用するため、未使用分の制服(カーディガン、ベスト、スカートなど)を「特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会」を通じて、モンゴルの学校や住民支援団体へ寄贈いたしました。

【背景】
・SDGs(持続可能な開発目標)「ジェンダー平等を実現しよう」に向けた取り組み
・廃棄物削減による持続可能な社会の実現への貢献

【寄贈物品詳細】
未使用の制服:ダンボール20箱

アイテム 数量
カーディガン 57着
ベスト 93着
スカート 73着
キュロット 81着
合  計 304着

【モンゴルについて】
 今回寄贈先となったモンゴルの首都ウランバートルは、冬季はマイナス40度にもなる世界一寒い都市と言われ、都市人口の約半分がインフラなど整備されていないゲル地区で生活をしています。暖房が無く、あらゆるものを燃やして暖を取るため大気汚染物質が発生し、生活環境の悪化が問題となっています。また、学校の数が少ないため一つの学校に大人数の子どもが通っており、教育環境もよくありません。今回寄贈する制服は、そのような過酷な環境下で暮らすゲル地区の方々に活用していただく予定です。

 当グループは、ダイバーシティ&インクルージョンの推進や、循環型社会に向けた廃棄物減量への取り組みを行い、人と地球の持続可能な未来の実現に貢献するとともに、企業の持続的な成長をめざします。

制服のベストをアズザヤ様に寄贈
左から、野村 政道様、ゾリグト アズザヤ様(JHP・学校をつくる会 事務局)
中田 仁志(共同印刷㈱ 人事部長)、渡部 直樹(共同印刷㈱ 人事部労政課)

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