彩美版®プレミアム 中島千波「石部の櫻」 限定150部 発売
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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰 以下、当社)は、全国各地の桜の姿を描き続け「桜の千波」としても知られる中島千波画伯の四曲屏風≪石部の櫻≫の複製画を、限定150部で制作、販売を開始しました。
全国各地に生きる桜の姿を描き続け、「桜の千波」としても知られる中島千波画伯。1本ごとに違う歴史が刻まれてきた桜の内面までも見つめ、まるで肖像画を描くように写しだす中島画伯は、まさに「平成・令和の桜守」であり、画伯が描く桜図は春の景観としての美しさにとどまらない、存在そのものの美しさを感じさせてくれます。
本作「石部の櫻」に描かれているのは、福島県会津若松市にある石部桜で、会津五桜の1本としても知られるエドヒガンザクラです。16世紀に会津の守護として支配を確立した葦名氏の重臣、石部治部大輔(いしべじぶだゆう)の庭にあったと伝えられることからその名の付いた石部桜は、その姿に魅せられた歌人によって歌に詠まれるなど、長きにわたり人々に愛されてきました。石部桜は樹高が約11メートルで、中心となる幹はなく、樹の根本から芽が育ち新たな木となる「蘖(ひこばえ)」が成長して枝葉をつけたものです。根が生き続けることにより新たに芽が生まれ、命をつなぐという生命力の象徴でもある蘖。複数の蘖で構成される石部桜は、樹齢約650年という老木でありながら、そこに廻る生命の躍動が感じられる名木です。
鮮やかな緑の地面から立ち上がる複数の蘖と画面全体に咲き広がる可憐なピンクの桜の花。本紙と直接貼合されたアクリルパネルがふわりと優しい桜の空気を包み込み、和洋問わず飾る場所を明るく彩る作品です。ぜひお手元でご堪能ください。
- 販売価格
- 346,500円(税込)
- 限定
- 150部
- 技法
- 彩美版®プレミアム
- 額縁
- 特注浮き出し加工木製額
- 画面寸法
- 天地32.5cm×左右65.2cm
- 額寸法
- 天地47.5cm×左右80.0cm×厚さ3.5cm
- 重量
- 約3.85kg
- 監修
- 中島千波
- 原画所蔵
- 郷さくら美術館
- 解説
- 郷さくら美術館
- 証明
- 著作権者の承認印が額裏貼付の奥付に押印されます。
<資料>中島 千波 (なかじま ちなみ)
1945年日本画家中島清之の三男として疎開先の長野県上高井郡の小布施町に生まれる。1969年東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業。再興第54回日本美術院展に《窓》を初出品、初入選。1979年第5回山種美術館賞展、優秀賞受賞。1992年長野県小布施町に「おぶせミュージアム・花咲くぶらり美術館・中島千波館」が開館。1994年東京藝術大学美術学部助教授に就任。2005年日本橋高島屋を皮切りに全国各地で「還暦記念中島千波の世界展」開催。2013年東京藝術大学名誉教授に就任。2015年本作《石部の櫻》制作。2023年歌舞伎座において新緞帳《富貴花競苑図》の修祓式が行われる。
- ※ 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷の発行する真正な複製画であることを判定できます。
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