高級美術複製画 アンリ・マティス 「赤の大きな室内」 限定300部 発売

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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、アンリ・マティスの没後70年を記念し、フランスのポンピドゥー・センターが所蔵する《赤の大きな室内》の高級美術複製画限定300部を制作し、販売を開始しました。

 
 アンリ・マティスは、「フォーヴィスム(野獣派)」と形容される革新的な表現で、生涯を通じ絵画・彫刻・版画・切り紙絵などさまざまな技法を用い、類まれなる創造性で自身の芸術を探求し美術史上に大きな足跡を残しました。後進の芸術家たちにも多大な影響を与えたマティスは、20世紀を代表する芸術家の一人として、今もその作品は世界のいたるところで展示され、愛されています。
 本作「赤の大きな室内」は、マティス最後の絵画連作<ヴァンス室内画>のなかで描かれた生涯最後の油彩作品です。複雑に塗り重ねられた赤い室内には、絵画やテーブル、動物の毛皮など二つずつ同様のモチーフが描かれ、一枚の絵の中にさまざまな要素が調和をもって表現されています。モチーフや色彩を対比させ、複数の要素を組み合わせることで、独自の色彩表現を前進させています。
 このたび、マティス没後70年を記念し、ポンピドゥー・センターが所蔵する本作を限定300部で制作しました。「色彩の魔術師」と呼ばれるマティス独自の感性が光る本作を、ぜひお手元でお楽しみください。

                   ©Centre Pompidou,MNAM-CCI,Dist.GrandPalaisRmn/Audrey Laurans/ distributed by AMF/Uniphoto Press
限定
300部
技法
彩美版®、シルクスクリーン併用
用紙
キャンバス
額縁
特製木製額(国産ハンドメイド)、アクリル付き
画面寸法
天地45.5cm×左右30.2cm
額寸法
天地58.0cm×左右42.6cm×厚さ3.0cm
重量
約1.92kg
監修・解説
高橋 明也 (美術史家・東京都美術館館長)
原画所蔵
ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)
販売価格
137,500円(税込)

<資料>アンリ・マティス(1869~1954) 
1869年フランスに生まれる。1890年長期療養中に母から贈られた絵具箱で絵を描き始める。1895年国立美術学校のギュスターヴ・モローのアトリエに入学。1905年第3回サロン・ドートンヌに参加。ドラン、ヴラマンクらとともに展示された第7室が「フォーヴ(野獣)の檻」と形容され「フォーヴィスム(野獣派)」という名称が生まれる。1918年マティスとピカソの作品を対峙させる展覧会が開催。1927年カーネギー国際展でグランプリを受賞。1946年最後の絵画連作<ヴァンス室内画群>の制作を開始。1948年最後の油彩画である本作《赤の大きな室内》で一連の連作を締めくくる。1954年84歳で死去。

  • ※ 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷の発行する真正な複製画であることを判定できます。

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