東山魁夷 マスターピース コレクション™ 「晩鐘」限定500部 発売

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共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:大橋輝臣 以下:当社)は、東山魁夷 マスターピース コレクション™「晩鐘」を限定500部で製作、販売を開始します。本シリーズは、作品本体が浮き出して見える優美なデザイン額で、これまでにない臨場感をお楽しみいただけます。


 ヨーロッパの古都に対する特別な想いを胸に、大胆な試みが生み出した《晩鐘》は、抒情性豊かで、深い精神性を持つ印象風景を描き、日本画の新たな境地を拓いた巨匠、東山魁夷が創作活動に新たな希望を見出した円熟期の作品です。
本作は、フランスとスイスの国境に近いドイツ南西部の街フライブルクのシュロスベルク(城山)に登った折に、大聖堂の向こうに広がる鐘の音と天の光の交響楽ともいえるこの神秘的な光景に出会った魁夷が、何枚もスケッチを重ねたのちに描いた作品です。石造りの街並みと境界のない天空を淡彩のグラデーションで描き、豊穣ともいえる抒情性を画面にもたらしています。

 東山芸術の魅力を存分に引き出すために開発された複製技法「彩美版®プレミアム」は、細部にわたりデジタル加工処理技術を施した高精度プリントを、職人の熟練した手業により高級アクリルガラスに貼合しました。魁夷が表現した光と影がクリアに引き立った臨場感溢れる美しさを、ぜひお手元でお楽しみください。

技法
彩美版®プレミアム
限定
500部
画面寸法
天地43.3cm×左右62.0cm
額寸法
天地61.2cm×左右79.8cm×厚さ3.5cm
額縁
特注浮き出し加工木製額(シルバーフレーム/背面ブルーグレー梨地)
重量
約 5.1kg
許諾
東山家齋藤進
証明
東山家齋藤進
原画所蔵
公益財団法人北澤美術館
解説
野地耕一郎(泉屋博古舘東京・館長)
販売価格
605,000円(税込)

<資料>東山 魁夷(ひがしやま かいい 1908~1999)
1908年横浜に生まれる。1931年東京美術学校(現 東京藝術大学)日本画科を卒業1933年ドイツ・ベルリン大学へ留学し、美術史を学ぶ。1947年 ≪残照≫を描いて以降、風景画家として立つことを決意。1950年≪道≫によって画壇および社会的に認められるようになる。1956年 ≪光昏≫で日本芸術院賞を受賞。1965年 日本芸術院会員となる。1968年皇居新宮殿の大壁画≪朝明けの潮≫完成。1969年文化勲章を受章、文化功労者として顕彰される。1971年本作≪晩鐘≫制作。1980年唐招提寺障壁画を完成。1990年長野県に東山魁夷館開館。1999年に90歳で逝去、従三位勲一等瑞宝章を追贈される。

  • ※ 当社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付しています。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、当社の発行する真正な美術複製画であることを判定できます。

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