トップメッセージ

私たち共同印刷グループは、創業以来、共存共栄を理想とするDNAを受け継ぎ、持続可能で豊かな未来を実現する挑戦を続けています。長年培ってきた高い技術力や価値を創造する人材を生かし、SDGsをはじめとした社会課題の解決に役立つ新しい価値を創出し続けることが、当グループの持続的な成長にもつながる「サステナビリティ」だと捉えています。

サステナビリティ経営の実現に向けて、中長期的なサステナビリティ課題への対応については、「サステナビリティ推進会議」において定期的に協議をおこない、取締役会への報告や提言を通じて経営戦略に実装しています。また、役員に取り組みの先頭に立つ意識づけを強化するために、役員報酬制度にサステナビリティ経営推進に関する評価項目を組み込み、実効性を高めています。

当グループの成長機会としては、人の暮らしを豊かにする「多様なライフスタイル」、安心・便利な社会を支える「スマート社会」、持続可能な地球環境をめざす「循環型社会」、これら3つの実現につながる製品・サービスの開発・提供をテーマに具体的な目標を設定し、取り組みを進めています。

このような価値創出を支える人的資本については、多様性の確保、育成、労働環境の向上を柱として、当グループの持続的成長を担う人材の活躍に対して積極的に投資していきます。また、人権課題への対応強化と、これを含むESG(環境・社会・ガバナンス)活動のサプライチェーンへの展開は、当グループの経営基盤を強化する重要課題として積極的に取り組みを進めています。
なお環境課題、特に気候変動への対応は当グループの事業継続に大きな影響を及ぼすと予見し、注視しています。2023年5月には「2050年カーボンニュートラル宣言」の公表と「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」提言への賛同を表明しました。CO2排出量削減に努める一方、脱炭素社会への移行に適応した製品・サービスの研究開発を進めて新たな収益機会を獲得していきます。

これからもステークホルダーの皆さまとの対話と協働を通じて、社会と当グループの持続的な発展の実現をめざします。
ステークホルダーの皆さまには、より一層のご理解、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

共同印刷株式会社
代表取締役社長
大橋輝臣

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